過去問道場

【令和4年度】1級管工事施工管理技士の過去問と解説【1次検定A①〜⑩】

問1

答えはここをタップ

1が間違い!

(1)の解説 ❌️

問題:我が国の温室効果ガスの総排出量は、2013年頃より減少に転じており、主な温室効果ガスのうち二酸化炭素、ハイドロフルオロカーボン類ともに減少している。

(2)の解説 ⭕️

問題:SDGsとは、国連サミットで採択された持続可能でより良い世界を目指すための国際目標であり、17のゴールから構成されている。

(3)の解説 ⭕️

問題:酸性雨は、大気中の硫黄酸化物や窒素酸化物が溶け込んで、一般的に、pH値が5.6以下の酸性となった雨等のことで、湖沼や森林の生態系に悪影響を与える。

(4)の解説 ⭕️

問題:オゾン層を保護するため、フロン類の製造から廃棄までに携わる全ての主体に法令の遵守を求める「フロン類の使用の合理化及び管理の適正化に関する法律」が平成27年に施行されている。

問2

答えはここをタップ

4が間違い!

(1)の解説 ⭕️

問題:室内空気の流動が少なくなると、壁面の表面温度が低下し、結露を生じやすい。

(2)の解説 ⭕️

問題:外壁に断熱材を用いると、熱通過率が小さくなり結露を生じにくい。

(3)の解説 ⭕️

問題:多層壁の構造体の内部における各点の水蒸気分圧を、その点における飽和水蒸気圧より低くすることにより、結露を防止することができる。

(4)の解説 ❌️

問題:暖房をしている室内では、一般的に、天井付近に比べて床付近の方が結露を生じにくい。

問3

答えはここをタップ

2が間違い!

(1)の解説 ⭕️

問題:浮遊粉じんのうち、直径が10μm以下のものは、人体への影響があるとされている。

(2)の解説 ❌️

問題:一酸化炭素は無色無臭で、二酸化炭素より比重が大きいガスである。

(3)の解説 ⭕️

問題:空気中の二酸化炭素濃度が20%程度以上になると、人体に致命的な影響を与える。

(4)の解説 ⭕️

問題:ホルムアルデヒド、トルエン、キシレン等の揮発性有機化合物(VOCs)は、シックビル症候群の主要因とされている。

問4

答えはここをタップ

1が間違い!

(1)の解説 ❌️

問題:管種以外の条件が同じ場合、硬質塩化ビニル管は鋼管よりウォーターハンマーが発生しやすい。

(2)の解説 ⭕️

問題:キャビテーションとは、流体の静圧が局部的に飽和蒸気圧より低下し、気泡が発生する現象をいう。

(3)の解説 ⭕️

問題:流体の粘性による摩擦応力の影響は、一般的に、壁面近くで顕著に現れる。

(4)の解説 ⭕️

問題:液体の自由な表面で、その液面を縮小しようとする性質により表面に働く力を表面張力という。

問5

答えはここをタップ

3が正解!

空気の速さはベルヌーイの式で求められる

✅️1/2ρν²+p+ρgh=一定

✅️全圧=静圧+損失圧+速度圧

  • ρ(ロー)▶流体の密度
  • ν(ニュー)▶流体の流速
  • p▶圧力(Pa)
  • g▶重力の加速度(m/s²)
  • h▶基準水平面からの高さ(m)

問題文から与えられている情報は以下のとおりです。

  • A点の流速:10m/s
  • A点の静圧:30Pa
  • B点の全圧(静圧+動圧):70Pa
  • 空気の密度:1.2kg/㎥

圧力損失ΔPは「A点とB点の全圧の差」になります。A点は静圧しか分かっていないので、A点の全圧が分かれば答えにたどり着きます。

A点の全圧の求め方

1.A点の動圧を求める
動圧=1/2ρν²

1/2✕1.2✕100=0.6✕100=60Pa

30Pa(静圧)+60Pa(動圧)=90Pa

2.A点全圧−B点全圧=圧力損失ΔP
90Pa−70Pa=20Pa

(3)が正解!

問6

答えはここをタップ

2が正解!

問7

答えはここをタップ

1が間違い!

(1)の解説 ❌️

問題:期待の定容比熱と定圧比熱を比べると、常に定容比熱の方が大きい。

(2)の解説 ⭕️

問題:熱放射とは、物体が電磁波の形で熱エネルギーを放出・吸収する現象をいう。

(3)の解説 ⭕️

問題:膨張係数とは、物質の温度が1℃上昇したときに物質が膨張する割合である。

(4)の解説 ⭕️

問題:圧縮式冷凍サイクルでは、凝縮温度が一定の場合、蒸発温度を低くすれば、成績係数は小さくなる。

問8

答えはここをタップ

4が間違い!

(1)の解説 ⭕️

問題:燃料を完全燃焼させるために理論的に必要な空気量を理論空気量という。

(2)の解説 ⭕️

問題:燃料が理論空気量で完全燃焼した際に生じる燃焼ガス量を理論燃焼ガス量(理論廃ガス量)という。

(3)の解説 ⭕️

問題:空気過剰率が大きすぎると、廃ガスによる熱損失が増大する。

(4)の解説 ❌️

問題:固体燃料は、空気と接する燃料の表面が大きいため、理論空気量に近い空気量で完全燃焼する。

問9

答えはここをタップ

2が間違い!

(1)の解説 ⭕️

問題:飽和湿り空気の温度を上げても、絶対湿度は変わらない。

(2)の解説 ❌️

問題:湿り空気をその露点温度より高い温度の冷却コイルで冷却すると、絶対湿度は上がる。

(3)の解説 ⭕️

問題:湿り空気を水スプレーで加湿しても、湿球温度はほとんど変わらない。

(4)の解説 ⭕️

問題:湿り空気を蒸気スプレーで加湿すると、絶対湿度と相対湿度は上がる。

問10

答えはここをタップ

4が間違い!

(1)の解説 ⭕️

問題:点音源から放射された音が球面状に一様に広がる場合、音源からの距離が2倍になると音圧レベルは約6dB低下する。

(2)の解説 ⭕️

問題:NC曲線で示される音圧レベルの許容値は、周波数が低いほど大きい。

(3)の解説 ⭕️

問題:マスキング効果は、マスクする音の周波数がマスクされる音の周波数に近いほど大きい。

(4)の解説 ❌️

問題:音速は、一定の圧力のもとでは、空気の温度が高いほど遅くなる。