この記事で分かること

令和2年度(後期)2級管工事施工管理技士「学科試験」の問題No.31〜40を、選択肢ごとに⭕❌でやさしく解説します。施工管理法の分野です。正答は公式の正答肢で確認済みです。

問31

分野:施工管理法(工程管理)重要度 ★★★

下図に示すネットワーク工程表について、クリティカルパスの本数と所要日数の組合せとして、適当なものはどれか。ただし、図中のイベント間のA〜Hは作業内容、日数は作業日数を表す。

令和2年後期 問31 ネットワーク工程表
(1)1本 ―― 14日
(2)1本 ―― 16日
(3)2本 ―― 14日
(4)2本 ―― 16日
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正解

(2)が正解
📘 クリティカルパスの本数と日数とは?

クリティカルパスは、スタートからゴールまででいちばん日数のかかる道すじで、工期を決めます。各イベント(丸番号)に「そこまでの最長日数」を書き込んで求めます。

この図では、③に達するのは①→③(B=5日)が最長で、そこからD5→⑤、F1→⑥、G5→⑦と進み、合計5+5+1+5=16日。この16日の道は1本だけなので、クリティカルパスは1本・16日です。

❌(1)1本 ―― 14日

誤り。所要日数(最長経路)は16日で、14日ではありません。

⭕(2)1本 ―― 16日

これが正しい。最長経路は①→③→⑤→⑥→⑦で、B5+D5+F1+G5=16日。この道が1本だけなので、クリティカルパスは1本・16日です。

❌(3)2本 ―― 14日

誤り。所要日数は14日ではなく16日で、本数も2本ではありません。

❌(4)2本 ―― 16日

誤り。所要日数16日は正しいですが、クリティカルパスは2本ではなく1本です。

問32

分野:施工管理法(品質管理)重要度 ★★☆

施工の品質を確認するための試験又は検査に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)排水用水中モーターポンプの試験において、レベルスイッチからの信号による発停を確認する。
(2)防火区画を給水管が貫通する箇所において、貫通部の隙間が難燃材料で埋め戻されていることを確認する。
(3)洗面器の取付けにおいて、がたつきがないこと、及び、付属の給排水金具等から漏水がないことを確認する。
(4)高置タンク以降の給水配管の水圧試験において、静水頭に相当する圧力の2倍の圧力が0.75MPa未満の場合、0.75MPaの圧力で試験を行う。
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正解

(2)が誤り
📘 防火区画貫通部の充てん材料とは?

防火区画(火災を閉じ込める壁や床)を配管が貫通するとき、そのすき間から炎や煙が隣へ抜けては意味がありません。だからすき間を確実にふさぎます。

使う材料は不燃材料(モルタルなど)です。「難燃材料(燃えにくいが燃える材料)」では不十分で、法的にも不燃材料が求められます。「難燃材料で埋め戻す」は誤りです。

⭕(1)排水用水中モーターポンプの試験において、レベルスイッチからの信号による発停を確認する。

正しい。排水用水中モーターポンプは、レベルスイッチ(水位検知)の信号で発停するかを確認します。

❌(2)防火区画を給水管が貫通する箇所において、貫通部の隙間が難燃材料で埋め戻されていることを確認する。

これが誤り。防火区画の貫通部のすき間は、不燃材料(モルタル等)で埋め戻します。「難燃材料」では火災時に炎や煙を止められず不十分なので誤りです。

⭕(3)洗面器の取付けにおいて、がたつきがないこと、及び、付属の給排水金具等から漏水がないことを確認する。

正しい。洗面器の取付けでは、がたつきがないか、給排水金具から漏水がないかを確認します。

⭕(4)高置タンク以降の給水配管の水圧試験において、静水頭に相当する圧力の2倍の圧力が0.75MPa未満の場合、0.75MPaの圧力で試験を行う。

正しい。水圧試験は「静水頭の2倍」の圧力で行い、その値が0.75MPa未満のときは0.75MPaで試験します。

問33

分野:施工管理法(安全管理)重要度 ★★☆

建設工事現場の安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)既設汚水ピット内の作業前における酸素濃度の測定は、酸素欠乏症等に関する特別の教育を受けた作業員が行う。
(2)高所作業には、高血圧症、低血圧症、心臓疾患等を有する作業員を配置しない。
(3)気温の高い日に作業を行う場合、熱中症予防のため、暑さ指数(WBGT)を確認する。
(4)軟弱地盤上にクレーンを設置する場合に、クレーンの下に強度のある鉄板を敷く。
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正解

(1)が誤り
📘 酸素濃度の測定は誰が行う?

酸素欠乏の危険がある場所(汚水ピットなど)で作業するときは、酸素欠乏危険作業主任者を選任します。この作業主任者が、作業前の酸素濃度の測定や、換気・保護具の点検などを行います。

一般の作業員(特別教育を受けただけの人)が測定を行うのではなく、資格を持つ作業主任者の職務です。だから「特別の教育を受けた作業員が行う」は誤りです。

❌(1)既設汚水ピット内の作業前における酸素濃度の測定は、酸素欠乏症等に関する特別の教育を受けた作業員が行う。

これが誤り。酸素欠乏危険場所での酸素濃度の測定は、「酸素欠乏危険作業主任者」が行います(測定は作業主任者の職務)。「特別の教育を受けた作業員が行う」は誤りです。

⭕(2)高所作業には、高血圧症、低血圧症、心臓疾患等を有する作業員を配置しない。

正しい。高所作業には、発作の危険がある高血圧・低血圧・心臓疾患などの作業員を配置しません。

⭕(3)気温の高い日に作業を行う場合、熱中症予防のため、暑さ指数(WBGT)を確認する。

正しい。気温の高い日は、熱中症予防のため暑さ指数(WBGT)を確認します。

⭕(4)軟弱地盤上にクレーンを設置する場合に、クレーンの下に強度のある鉄板を敷く。

正しい。軟弱地盤にクレーンを置くときは、沈み込みを防ぐため下に強度のある鉄板を敷きます。

問34

分野:施工管理法(機器据付け)重要度 ★★☆

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)高置タンクの架台の高さが2mを超える場合、架台の昇降タラップには転落防止用の防護柵を設置する。
(2)飲料用受水タンクの上部には、排水再利用設備や空気調和設備の配管等、飲料水以外の配管は通さないようにする。
(3)空調用遠心ポンプを設置する場合、カップリング外周の段違いや面間寸法の誤差がないことを確認する。
(4)ファンコイルユニットを天井内に設置する場合の設置高さは、ドレンアップポンプを設けない場合、ドレン管の勾配が1/250程度とれる高さとする。
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正解

(4)が誤り
📘 ドレン管の勾配とは?

ドレン管は、エアコンなどから出る結露水(ドレン水)を流す管です。水がよどんだり逆流したりしないよう、下り勾配(傾き)をつけます。

ドレン管の勾配は1/100以上(1m進むごとに1cm以上下がる)が目安です。「1/250」ではゆるすぎて水が流れにくいので誤りです。ポンプ(ドレンアップポンプ)を使わない場合は特に勾配が大切です。

⭕(1)高置タンクの架台の高さが2mを超える場合、架台の昇降タラップには転落防止用の防護柵を設置する。

正しい。架台の高さが2mを超える場合、昇降タラップに転落防止用の防護柵を設けます。

⭕(2)飲料用受水タンクの上部には、排水再利用設備や空気調和設備の配管等、飲料水以外の配管は通さないようにする。

正しい。飲料水を汚さないよう、受水タンク上部には飲料水以外の配管を通しません。

⭕(3)空調用遠心ポンプを設置する場合、カップリング外周の段違いや面間寸法の誤差がないことを確認する。

正しい。遠心ポンプは、カップリングの段違いや面間寸法の誤差がないことを確認します(芯出し)。

❌(4)ファンコイルユニットを天井内に設置する場合の設置高さは、ドレンアップポンプを設けない場合、ドレン管の勾配が1/250程度とれる高さとする。

これが誤り。ドレン管(結露水を流す管)は、水がよどまず流れるように1/100以上の勾配が必要です。「1/250程度」ではゆるすぎて流れないので誤りです。

問35

分野:施工管理法(アンカーボルト)重要度 ★★☆

機器の据付けに使用するアンカーボルトに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)アンカーボルトを選定する場合、常時荷重に対する許容引抜き荷重は、長期許容引抜き荷重とする。
(2)ボルト径がM12以下のL型アンカーボルトの短期許容引抜き荷重は、一般的に、同径のJ型アンカーボルトの短期許容引抜き荷重より大きい。
(3)アンカーボルトは、機器の据付け後、ボルト頂部のねじ山がナットから3山程度出る長さとする。
(4)アンカーボルトの径は、アンカーボルトに加わる引抜き力、せん断力、アンカーボルトの本数等から決定する。
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正解

(2)が誤り
📘 L型とJ型アンカーボルトとは?

アンカーボルトは、コンクリートに埋め込んで機器を固定するボルトです。埋め込む先の形で名前が変わります。L型は先が「L字」に短く曲がり、J型は「J字」に深く曲がって(フックが大きく)います

フックが深いJ型の方が、引き抜かれにくく(引抜き荷重が大きく)、L型は引抜きに弱いです。だから「L型の方がJ型より引抜き荷重が大きい」は逆で誤りです。

⭕(1)アンカーボルトを選定する場合、常時荷重に対する許容引抜き荷重は、長期許容引抜き荷重とする。

正しい。常時(いつもかかる)荷重に対する許容引抜き荷重は、長期許容引抜き荷重とします。

❌(2)ボルト径がM12以下のL型アンカーボルトの短期許容引抜き荷重は、一般的に、同径のJ型アンカーボルトの短期許容引抜き荷重より大きい。

これが誤り。L型アンカーボルトは、フックが浅く引抜きに弱いので、フックの深いJ型より短期許容引抜き荷重は小さいです。「L型の方が大きい」は逆で誤りです。

⭕(3)アンカーボルトは、機器の据付け後、ボルト頂部のねじ山がナットから3山程度出る長さとする。

正しい。アンカーボルトは、据付け後にねじ山がナットから3山程度出る長さにします。

⭕(4)アンカーボルトの径は、アンカーボルトに加わる引抜き力、せん断力、アンカーボルトの本数等から決定する。

正しい。アンカーボルトの径は、引抜き力・せん断力・本数などから決定します。

問36

分野:施工管理法(配管施工)重要度 ★★☆

配管及び配管付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ接合において、ライニング部の面取りを行う。
(2)硬質ポリ塩化ビニル管を横走り配管とする場合、管径の大きい鋼管から吊りボルトで吊ることができる。
(3)給水栓には、クロスコネクションが起きないように吐水口空間を設ける。
(4)給水用の仕切弁には、管端防食ねじ込み形弁等がある。
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正解

(2)が誤り
📘 配管の共吊りはなぜダメ?

配管を支持するとき、ある配管を別の配管の吊り金具から一緒に吊ること(共吊り)は原則できません。片方の重みや振動、伸び縮みがもう片方に伝わって、外れたり壊れたりするからです。

とくに塩ビ管は熱で伸び縮みしやすく、鋼管とは動きが違います。だから配管はそれぞれ独立して支持します。「管径の大きい鋼管から吊ることができる」は誤りです。

⭕(1)水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管のねじ接合において、ライニング部の面取りを行う。

正しい。塩ビライニング鋼管は、切断後にライニング部の面取りをして内面を保護します。

❌(2)硬質ポリ塩化ビニル管を横走り配管とする場合、管径の大きい鋼管から吊りボルトで吊ることができる。

これが誤り。硬質ポリ塩化ビニル管(塩ビ管)を、別の鋼管の吊りボルトから一緒に吊る(共吊り)ことはできません。配管はそれぞれ独立して支持します。「鋼管から吊ることができる」は誤りです。

⭕(3)給水栓には、クロスコネクションが起きないように吐水口空間を設ける。

正しい。給水栓には、汚水の逆流(クロスコネクションによる汚染)を防ぐため吐水口空間を設けます。

⭕(4)給水用の仕切弁には、管端防食ねじ込み形弁等がある。

正しい。給水用の仕切弁には、管端防食ねじ込み形弁などがあります。

問37

分野:施工管理法(配管施工)重要度 ★★☆

配管及び配管付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)FRP製受水タンクに給水管を接続する場合、変位吸収管継手を用いて接続する。
(2)ねじ込み式鋼管製管継手(白)は、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接合に使用される。
(3)単式伸縮管継手を取り付ける場合、伸縮管継手の本体は固定しない。
(4)冷媒用フレア及びろう付け管継手は、冷媒用の銅管の接合に使用される。
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正解

(2)が誤り
📘 管端防食継手とは?

水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管は、内面を樹脂(塩ビ)で覆ってさびを防いだ管です。しかし、切ってねじを切ると、切り口(管端)の鋼がむき出しになりさびやすくなります。

そこで、継手の内側に樹脂リングが付いた管端防食継手を使い、管端を水から守ります。ふつうの「ねじ込み式鋼管製管継手(白)」では管端が腐食するので、塩ビライニング鋼管には不適で誤りです。

⭕(1)FRP製受水タンクに給水管を接続する場合、変位吸収管継手を用いて接続する。

正しい。FRP製受水タンクは変形しやすいので、給水管は変位吸収管継手を介して接続します。

❌(2)ねじ込み式鋼管製管継手(白)は、水道用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接合に使用される。

これが誤り。塩ビライニング鋼管の接合には、管端(切り口)のさびを防ぐ管端防食継手を使います。ふつうの「ねじ込み式鋼管製管継手(白)」では管端が腐食するので誤りです。

⭕(3)単式伸縮管継手を取り付ける場合、伸縮管継手の本体は固定しない。

正しい。単式伸縮管継手は、伸縮を吸収できるよう本体は固定せず、片側を固定します。

⭕(4)冷媒用フレア及びろう付け管継手は、冷媒用の銅管の接合に使用される。

正しい。冷媒用フレア継手やろう付け管継手は、冷媒用の銅管の接合に使われます。

問38

分野:施工管理法(ダクト施工)重要度 ★★☆

ダクトの施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)ダクトの吊りボルトが長い場合には、振れ止めを設ける。
(2)浴室等の多湿箇所からの排気ダクトには、継手及び継目(はぜ)の外側からシールを施す。
(3)保温を施すダクトには、ダクトの寸法にかかわらず、形鋼による補強は不要である。
(4)アングルフランジ工法ダクトのガスケットには、フランジ幅と同一幅のものを用いる。
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正解

(3)が誤り
📘 ダクトの補強とは?

ダクトは、大きくなるほど面がたわみやすく、風でバタついたり変形したりします。それを防ぐため、大きいダクトには形鋼(山形鋼など)で補強したり、はぜ(継目)で補強したりします。

補強が必要かどうかはダクトの寸法(大きさ)で決まり、保温するかどうかは関係ありません。だから「保温するダクトは寸法にかかわらず補強不要」は誤りです。

⭕(1)ダクトの吊りボルトが長い場合には、振れ止めを設ける。

正しい。吊りボルトが長いと揺れやすいので、振れ止めを設けて安定させます。

⭕(2)浴室等の多湿箇所からの排気ダクトには、継手及び継目(はぜ)の外側からシールを施す。

正しい。多湿箇所の排気ダクトは、水がしみ出ないよう継手・はぜの外側からシールします。

❌(3)保温を施すダクトには、ダクトの寸法にかかわらず、形鋼による補強は不要である。

これが誤り。ダクトの補強(形鋼補強)が必要かどうかは、ダクトの寸法(大きさ)で決まります。保温の有無とは関係なく、大きいダクトは補強が必要です。「寸法にかかわらず補強は不要」は誤りです。

⭕(4)アングルフランジ工法ダクトのガスケットには、フランジ幅と同一幅のものを用いる。

正しい。アングルフランジ工法のガスケットは、フランジ幅と同じ幅のものを用います。

問39

分野:施工管理法(ダクト施工)重要度 ★★☆

ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)亜鉛鉄板製長方形ダクトの剛性は、継目(はぜ)の箇所数が少ないほど高くなる。
(2)長方形ダクトのエルボの内側半径は、ダクト幅の1/2以上とする。
(3)遠心送風機の吐出し口の近くにダクトの曲がりを設ける場合、曲がり方向は送風機の回転方向と同じ方向とする。
(4)吹出口の配置は、吹き出し空気の拡散半径や到達距離を考慮して決定する。
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正解

(1)が誤り
📘 はぜ(継目)と剛性とは?

はぜは、ダクトの鉄板どうしをつなぐために、端を折り曲げてかみ合わせた継目です。この折り曲げ部分は、ダクトの面を補強してかたく(剛性を高く)する働きもあります。

だから、はぜ(継目)の箇所数が多いほどダクトの剛性は高くなります。「少ないほど高くなる」は逆なので誤りです。

❌(1)亜鉛鉄板製長方形ダクトの剛性は、継目(はぜ)の箇所数が少ないほど高くなる。

これが誤り。はぜ(継目)は折り曲げ加工で補強も兼ねるので、箇所数が多いほど剛性(かたさ)が高くなります。「少ないほど高くなる」は逆で誤りです。

⭕(2)長方形ダクトのエルボの内側半径は、ダクト幅の1/2以上とする。

正しい。長方形ダクトのエルボの内側半径は、ダクト幅の1/2以上とします。

⭕(3)遠心送風機の吐出し口の近くにダクトの曲がりを設ける場合、曲がり方向は送風機の回転方向と同じ方向とする。

正しい。送風機の吐出し口近くの曲がりは、送風機の回転方向と同じ向きにすると気流がスムーズです。

⭕(4)吹出口の配置は、吹き出し空気の拡散半径や到達距離を考慮して決定する。

正しい。吹出口の配置は、空気の広がる範囲(拡散半径)や届く距離(到達距離)を考えて決めます。

問40

分野:施工管理法(塗装)重要度 ★★☆

塗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)塗装場所の気温が5℃以下の場合、原則として、塗装は行わない。
(2)下塗り塗料としては、一般的に、さび止めペイントが使用される。
(3)塗料の調合は、原則として、工事現場で行う。
(4)製作工場でさび止め塗装された機材の現場でのさび止め補修は、塗装のはく離した部分のみとしてよい。
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正解

(3)が誤り
📘 塗料の調合とは?

塗料の調合とは、塗料に薄め液(シンナー)などを混ぜて塗れる状態に整えることです。混ぜ方がまちまちだと、色や乾き方、塗膜の質にばらつきが出ます。

そのため、塗料は工場で正確に調合された製品(既調合品)を使うのが原則です。「原則として工事現場で行う」は品質が安定しないので誤りです。

⭕(1)塗装場所の気温が5℃以下の場合、原則として、塗装は行わない。

正しい。気温5℃以下では塗料が乾きにくく仕上がりが悪くなるので、原則として塗装しません。

⭕(2)下塗り塗料としては、一般的に、さび止めペイントが使用される。

正しい。下塗りには、さびを防ぐさび止めペイントが一般的に使われます。

❌(3)塗料の調合は、原則として、工事現場で行う。

これが誤り。塗料の調合は、原則として工場で調合されたもの(既調合品)を使います。現場でむやみに調合すると品質がばらつくので、「原則として工事現場で行う」は誤りです。

⭕(4)製作工場でさび止め塗装された機材の現場でのさび止め補修は、塗装のはく離した部分のみとしてよい。

正しい。工場でさび止め塗装された機材の現場補修は、塗装がはがれた部分のみでよいです。

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