※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。掲載している料金・内容は2026年9月7日時点で各社の公式サイトを確認したものです。最新の情報は各公式サイトでご確認ください。

2級管工事施工管理技士を受けようと思って、「通信講座って要るのかな」と手が止まっていませんか。

検索すると「おすすめ講座◯選」がずらりと出てきます。ただ、そこにはいま一番大事なことが書かれていません。

2級管工事の第二次検定は、令和6年度から出題の中身が変わりました。それなのに、古いままの売り文句で講座を売っているページがあります。ここを知らないと、要らないものにお金を払ってしまうかもしれません。

このページでは、公式(一般財団法人 全国建設研修センター)が出している試験問題と受検の手引を1つずつ確認したうえで、お金をかけるべきところと、かけなくていいところをはっきりさせます。料金はすべて2026年9月7日に各社の公式サイトで確認したものです。

例この記事はこんな方へ

・そもそも講座が要るのかから迷っている

・一次は独学でいけそうだが、二次の記述だけが不安

・できるだけ安く受かりたい。ムダな出費はしたくない

・比較記事がどれも同じに見えて、何を基準に選べばいいか分からない

先にお伝えします 令和8年度の申込は、もう締め切られています

令和8年度後期(第一次検定・第二次検定)の受検申込は、2026年7月28日(火)で締め切られました。すでに申し込んだ人は、試験日が2026年11月15日(日)です。残りおよそ2か月しかありません。これから申し込む人は、次のチャンスは令和9年度になります。どちらの立場でも、「講座をどうするか」で1か月悩むより、手を動かす時間にあてたほうが確実です。

結論 多くの人にとって、必要なのは「講座」ではなく「二次の添削」です

覚える先に答えだけ書きます

第一次検定だけなら、講座は基本的に要りません → マークシートで、公式が正答を出します。過去問集1冊で届く人が多いでしょう

第二次検定は、書いたものを見てもらう相手がいると強い → 記述式なので、自分では出来を判定できません

いちばん安く添削だけ欲しい人 → 独学サポート事務局の二次のみ基本サポート(10,100円・記述添削5回)

動画でイチから教わりたい人 → SATの二次のみ(eラーニング26,400円・記述添削3回)

「経験記述の添削」に高いお金を払う必要はありません → 令和6年度から出題されていません

理由はこのあと順番に説明します。ここでは1つだけ、先にお伝えしておきましょう。

用語この試験でいちばん多いお金のムダづかい

「経験記述の対策」に時間とお金をかけてしまうことです。経験記述(けいけんきじゅつ)とは、自分が実際に担当した工事について、工事名・工期・自分の立場・工夫した点などを作文する問題のこと。かつては2級管工事の二次検定の目玉でした。ところが令和6年度から出題されていません。

なぜ?なぜ経験記述は無くなったのか?

自分が経験していない工事を書いて出す人が出てしまうからです。受検者本人の経験にもとづかない解答を防ぐために見直され、代わりに「その場で示された条件について、施工上の留意事項などを書かせる問題」に置き換わりました。

まず知ってほしい 2級管工事は「性格の違う2つの試験」でできています

2級管工事施工管理技士の検定は、第一次検定と第二次検定の2段階です。この2つは、解き方も、対策の仕方もまったく別物です。ここを分けて考えないと、講座選びを間違えます。

第一次検定 第二次検定
解答の形式 マークシート(4つから1つ選ぶ) 記述式(自分の言葉で書く)
出題数 52問のうち40問に解答 5問(問1〜3は必須、問4・5から1問選択)
試験科目 機械工学等・施工管理法・法規 施工管理法のみ
合格基準 得点60%以上 得点60%以上
公式の正答 公表される 公表されない
実施回数 年2回(前期6月・後期11月) 年1回(11月のみ)
必要なもの テキストと過去問集 書いたものを見てくれる相手

一般財団法人 全国建設研修センターの「受検の手引」および試験の内容(2026年9月7日確認)にもとづきます。

例「記述式」とは、どういうことか

選択肢から選ぶのではなく、解答用紙に自分で文章を書く形式のことです。例えば「この工事で施工上留意すべきことを2つ書きなさい」といった問われ方をします。書けているようで的を外しているということが起こりやすいのが、この形式の怖さです。

なぜ?なぜ記述式は独学でつまずきやすいのか?

正解が1つに決まらないので、自分で採点できないからです。計算問題なら答えが合っているかで判断できますが、文章は「書けた気になっている」だけでも自分では気づけません。

第二次検定は年に1回しかありません

見落としやすい点です。第一次検定は前期(6月)と後期(11月)の年2回ありますが、第二次検定は11月の1回だけです。

つまり二次で落ちると、次のチャンスは1年後になります。一次のように「今回は不合格でも半年後」とはいきません。二次にだけお金をかける価値があると考える理由は、ここにもあります。

合格率 二次のほうが、はっきり低い年があります

公式が発表している数字を並べます。年によって二次の合格率が大きく動くのが、この検定の特徴です。

年度 第一次検定 第二次検定
令和7年度 61.1%(9,409人中5,752人) 50.0%(7,552人中3,776人)
令和6年度 65.1%(9,413人中6,131人) 62.4%(7,550人中4,708人)

全国建設研修センターの合格者発表資料より(2026年9月7日確認)。第一次検定の数値は後期および一次・二次同時受検分の集計です(前期分は別発表)。

用語この表から読み取れること

令和6年度は二次の合格率が62.4%でしたが、令和7年度は50.0%まで下がりました。2人に1人が落ちているということです。一次のほうは60%台で安定しています。

なぜ?なぜ二次だけ合格率が動くのか?

記述式は、その年の問題の書きにくさで出来が変わるからです。マークシートは知っていれば取れますが、記述は「知っているのに書けなかった」で落ちます。年ごとのブレに耐えるには、書く練習の量を増やすのがいちばんの近道です。

第一次検定に、講座は要るのか

結論から言うと、多くの人は要りません。理由は3つあります。

理由① 公式が正答を出すので、自分で答え合わせができる

第一次検定はマークシート方式です。試験が終わると公式が正答を公表します。

つまり自分の実力が数字で分かるということです。過去問を解いて丸つけをすれば、あと何点足りないかがその日のうちに分かります。これは独学にとって、とても大きな条件です。

理由② 52問のうち40問に答えて、6割取れば通ります

第一次検定は52問が出て、そのうち40問に解答する形式です。必須の問題と、選べる問題があります。合格基準は得点の60%以上なので、40問中24問取れば届く計算になります。

16問は落としてよいということです。苦手な分野を1つ残したまま受けても、合格の可能性は十分にあります。満点を目指す試験ではありません。

覚える覚え方

第一次検定は「52問出て、40問答えて、24問当てる」。数字が3つ出てきますが、覚えるのは最後の24問だけで十分です。4問中3問ではなく、5問中3問でいいと考えると、気持ちがかなり楽になります。

理由③ 過去問と解説が、安く手に入ります

一次対策の定番は、地域開発研究所(一般財団法人 地域開発研究所)が出している問題解説集です。

書名 定価(税込) 内容
2級管工事施工管理 第一次・第二次検定 問題解説集 2026年版 4,400円 第一次6年分・第二次10年分
2級管工事施工管理 第二次検定 過去問題と解説 2026年版 2,090円 第二次に絞った過去問
管工事施工管理技術テキスト 改訂第11版 9,130円 知識をイチから入れる本

地域開発研究所の出版物ページで2026年9月7日に確認した定価です(税込)。

4,400円で一次6年分と二次10年分が入っています。一次だけなら、この1冊と、分からない用語を調べる手段があれば足りるでしょう。

ゼロパスでも2級管工事の過去問を1問ずつ解説つきで無料公開しています。「その1問だけを読んで解けるようになる」ことを基準に書いています。まず無料のほうを試して、それで足りるかを確かめてからでも遅くありません。

⚠ ここでお金を捨てる人がいます 「経験記述の添削」はもう要りません

2級を受けるなら、ここだけは先に知っておいてください

2級管工事施工管理技士の第二次検定では、令和6年度から施工経験記述が出題されなくなりました。ゼロパスで令和7年度の公式の試験問題を実際に確認しましたが、問題は1から5までしかなく、「あなたが経験した管工事について書きなさい」という設問はどこにもありません。

令和7年度に実際に出たのは、次の5問です。どれも「自分の工事経歴」を書かせる問題ではありません。

覚える令和7年度 第二次検定の出題(公式の試験問題より)

問題1(必須) 設備全般の正誤判定と、配管要領図(配管の取り付け方を示した図)の改善すべき点

問題2(必須) バーチャート工程表(全体工期・累積出来高比率・工期短縮)

問題3(必須) 法規(労働安全衛生法・移動式クレーンなどの穴うめ)

問題4/問題5(どちらか1問を選ぶ) 空調設備工事/給排水衛生設備工事の施工上の留意事項

用語バーチャート工程表とは?

作業の名前を縦に並べ、それぞれをいつからいつまでやるかを横棒(バー)で表した工程表のことです。棒グラフのような見た目なので、こう呼ばれます。第二次検定では、この表を読んで全体の工期は何日か、ある時点で工事全体の何%が終わっているかなどを答えさせます。

なぜ?なぜ工程表が二次検定で毎年のように出るのか?

現場を任される人の中心的な仕事が、工程の管理だからです。2級管工事に受かった人は、現場の主任技術者(工事現場で施工の技術面をまとめる責任者)になれます。「いつまでに何を終わらせるか」を組み立てられないと現場が回らないので、繰り返し問われるのです。

ところが、いまも「経験記述の添削」「作文作成代行」を売り文句にしている講座やページが残っています。情報が更新されていないのです。

用語では、何にお金を払う価値があるのか

「記述の添削」そのものです。経験を書く問題は消えましたが、記述式であること自体は変わっていません。「施工上の留意事項を2つ書け」という問題に、きちんと答えられているか。これを見てもらう必要性は、むしろ上がっています。

なぜ?なぜ添削だけは独学で代われないのか?

自分の答案が「問われたことに答えているか」は、書いた本人がいちばん判定しにくいからです。模範解答と見比べても、たいていは「だいたい同じことが書けている」と思ってしまいます。ところが実際にずれているのは、書いた中身ではなくどの観点から答えたかのほうです。そこは他人の目でないと見つかりません。

用語そもそも「添削」とは?

自分が書いた答案を送ると、担当者が赤を入れて返してくれるサービスのことです。「ここは問われていることに答えていない」「同じ観点を2回書いている」といった指摘が入ります。回数はあらかじめ決まっていて、講座によって3回・5回などの違いがあります。

なぜ?なぜ回数の多さが効くのか?

1回目の指摘を直したものを、もう一度見てもらえるからです。1回だけだと「指摘されたが、直せているかは分からない」まま本番を迎えることになります。

覚える講座を選ぶときのチェックポイント(この3つだけ)

① 記述の添削が付いているか … 回数まで確認する

② 二次だけ単独で申し込めるか … 一次を通した年に、一次の教材まで買い直さないため

③ 「経験記述」を前面に出していないか … 情報が古い可能性があります

主要4社の比較(第二次検定対策)

2級管工事の第二次検定に対応している主な講座を、価格の安い順に並べました。

講座 二次のみの価格 添削 特徴
独学サポート事務局 10,100円 記述添削5回 最安。教材とサポートを選べる
CIC 日本建設情報センター 24,200円 添削指導あり Web・DVD・通学から選べる
SAT 26,400円 記述添削3回 動画講義が中心。返金保証あり
日建学院 132,000円 記載なし 通学ベースの大手スクール

価格はすべて税込・2026年9月7日に各社公式サイトで確認した金額です(CIC・SATはいちばん安い受講形態の金額)。最新の料金は必ず公式サイトでご確認ください。

価格差が13倍あります。ただし中身がまったく違うので、次に1社ずつ見ていきます。

大手2社には、2級管工事の講座がありません

比較記事でよく名前が挙がるユーキャンと総合資格学院ですが、2026年9月7日時点で2級管工事施工管理技士のコースは見当たりませんでした(総合資格学院は管工事は1級のみ、ユーキャンは講座一覧に管工事の掲載なし)。「大手だから安心」で探し始めると、そもそも選択肢に入りません。

1社ずつ見ていきます

独学サポート事務局 いちばん安く「添削」が手に入る

テキストを売る会社ではなく、独学している人の後ろに付く「サポート」のほうを売っている会社です。二次のみの基本サポートなら10,100円で、ここに記述添削5回が含まれます。

コース 価格(税込) 内容
二次のみ 基本サポート 10,100円 独学サポートのみ
二次のみ +厳選教材 13,700円 + 厳選教材
二次のみ +作文作成代行 17,900円 + 作文作成代行
二次のみ フルサポート 21,500円 + 教材と作文代行の両方
一次・二次 基本サポート 13,100円 一次と二次の両方
一次・二次 +厳選教材 22,000円 + 厳選教材
一次・二次 フルサポート 29,800円 + 教材と作文代行の両方
一次のみ +厳選教材 18,500円 一次対策と教材

公式サイトで2026年9月7日に確認した価格(税込)です。

選ぶときの注意

「作文作成代行」が付くコース(17,900円・21,500円・29,800円)は、優先度が下がります。経験記述が出題されなくなったためです。まずは基本サポート(10,100円)か、厳選教材セット(13,700円)で十分だと考えています。なお同社は「これまでの経験記述問題に代わる施工記述問題」と自社ページで説明しており、制度変更には対応済みです。

こんな人に向いています

・テキストと過去問は自分で買うつもりがある

・二次にかける費用を1万円台で止めたい

・一次は自力で通した。二次の答案だけ読んでほしい

独学サポート事務局を見てみる
二次のみ基本サポートは10,100円(税込)/記述添削5回つき
CIC 日本建設情報センター 受け方を選べる

建設系の資格に特化した団体で、Web・DVD・通学の3つから受け方を選べるのが強みです。

受講形態 一次・二次 一次のみ 二次のみ
Web講座 42,900円 30,800円 24,200円
DVD講座 44,000円 31,900円 25,300円
通学講座 46,750円(3日間) 33,000円(2日間) 26,400円(1日)

公式サイトで2026年9月7日に確認した価格(税込)です。ほかに「一次・二次+直前対策」59,400円のコースもあります。

講義時間は一次が約12時間、二次が約8時間。短時間で要点だけをさらう組み立てになっています。

確認しておきたい点

同社の2級管工事のページには、2026年9月7日時点で「経験記述添削指導」という表現が残っています。添削そのものは施工記述の練習として役に立ちますが、「自分の工事経歴を作文する対策」に時間を使うのは、いまの試験では的外れです。申し込む前に、添削の対象がいまの出題形式に合っているかを直接たずねることをおすすめします。

こんな人に向いています

・動画以外の受け方をしたい(DVD・通学)

・短時間で要点だけ押さえたい(二次は約8時間)

・一次から二次までまとめて面倒を見てほしい

SAT 動画でイチから教わりたい人向け

現場系・技術系の資格に特化した通信教育の会社です。フルカラーのテキストと動画講義が中心で、記述添削3回が付きます。

コース eラーニング DVD eラーニング+DVD
一次・二次セット 43,780円 49,280円 54,780円
一次のみ 26,400円 30,800円 37,400円
二次のみ 26,400円 30,800円 37,400円

公式サイトで2026年9月7日に確認した価格(税込)です。一次・二次セットの講義時間は約39時間。

用語SATには30日間の返金保証があります

公式サイトによると、購入から30日以内であれば返金を受けられる制度があります。通信講座では、あまり多くない条件でしょう。動画の説明が自分に合うか不安な人にとっては、試しやすさにつながります。

なぜ?なぜ返金保証があると選びやすいのか?

「合わなかったらどうしよう」という不安が、申し込みをためらう大きな理由だからです。ただし条件(期間・返送の要否など)は変わることがあるので、申し込む前に必ず公式サイトの記載を確認してください。

こんな人に向いています

・活字を追うより、人が話すのを聞くほうが頭に入る

・まとまった机の時間が取れない(移動中に少しずつ進めたい)

・一次の知識にも自信がないので、最初から教わりたい

SATの2級管工事講座を見てみる
二次のみはeラーニングで26,400円(税込)/記述添削3回
日建学院 通学ベースの大手スクール

建設系の資格スクールとして大手です。ただし価格帯がまったく違います。

コース 受講料(税込)
一次・二次コース 275,000円
一次・二次Webコース 275,000円
一次コース(一般) 242,000円
一次コース(学生) 132,000円
二次コース 132,000円
ストレート合格パック 385,000円

公式サイトで2026年9月7日に確認した価格(税込・教材費込)です。一次・二次コースは学習期間およそ3か月。

二次だけでも132,000円で、独学サポート事務局のおよそ13倍です。会社が費用を出してくれる場合や、通学して直接教わりたい場合に検討する選択肢になります。自費で払うには、かなり大きな金額です。

教材だけでそろえると、いくらかかるのか

「講座を使わない」と決めた場合の費用も出しておきます。比べる相手がないと、講座が高いのか安いのか判断できないからです。

そろえるもの 金額(税込)
第一次・第二次 問題解説集 2026年版 4,400円
第二次検定 過去問題と解説 2026年版 2,090円
管工事施工管理技術テキスト 改訂第11版 9,130円
合計(3冊すべて) 15,620円

地域開発研究所の出版物ページで2026年9月7日に確認した定価です。

コツこの表の読み方

問題解説集(4,400円)だけでも、一次6年分と二次10年分が入っています。知識をイチから入れたい人は技術テキスト(9,130円)を足す、という順番です。3冊全部そろえても15,620円で、SATの二次のみ(26,400円)より安くおさまります。

なぜ?なぜ教材だけで足りない場合があるのか?

本には「あなたの答案への指摘」が載っていないからです。模範解答は読めますが、自分の文章がそれとどれだけ離れているかは分かりません。教材は安く、添削は代えがきかない。この2つを分けて考えると、どこにお金を使うべきかがはっきりします。

例現実的な組み合わせの例(費用の目安)

いちばん安い形 … 問題解説集4,400円 + 独学サポート事務局の二次のみ10,100円 = 14,500円

知識から固める形 … 技術テキスト9,130円 + 問題解説集4,400円 + 二次のみ10,100円 = 23,630円

動画で学ぶ形 … SAT一次・二次セット(eラーニング)43,780円だけ

※このほかに受検手数料が別途かかります(次の見出しで説明します)

見落としやすい費用 受検手数料も先に入れておく

講座の値段ばかり見ていると忘れがちですが、受検そのものにもお金がかかります。公式が示している金額は次のとおりです。

区分 受検手数料
第一次検定・第二次検定(両方) 12,700円
第一次検定のみ 6,350円
第二次検定のみ 6,350円
インターネット申込の事務手続手数料 250円(税込)

全国建設研修センターの受検の手引で2026年9月7日に確認しました。受検手数料は消費税非課税です。

二次だけで6,350円。ここに講座代や教材代が乗ります。落ちてもう1年待つと、この6,350円をもう一度払うことになります。1万円の添削にお金を払う価値があるかどうかは、この比較で考えてみてください。

受検資格 令和6年度に変わったのは「二次」のほうです

ここも情報が混ざりやすいところです。正確に整理しておきます。

覚える2級管工事の受検資格(令和8年度・公式の受検の手引より)

第一次検定 … その年度中に17歳以上であれば、学歴も実務経験も問われません

第二次検定(新受検資格)その1 … 2級の第一次検定に合格したあと、実務経験3年以上

第二次検定(新受検資格)その2 … 1級の第一次検定に合格したあと、実務経験1年以上

経過措置 … 令和10年度までは、改正前の受検資格(旧受検資格)でも受けられます

よくある誤解

「令和6年度から一次が17歳以上なら誰でも受けられるようになった」と書かれていることがありますが、2級については平成28年度からすでにそうなっています(19歳以上で誰でも受けられるようになったのは1級のほうで、そちらが令和6年度からです)。令和6年度の改正で変わったのは、おもに第二次検定の受検資格です。

用語実務経験とは?

管工事の現場で実際に働いた期間のことです。空調設備・給排水衛生設備などの工事に、施工や施工管理として関わった年数を指します。申込のときに、勤務先の証明が必要になります。

なぜ?なぜ二次だけ実務経験が必要なのか?

二次に受かると現場の主任技術者になれるからです。主任技術者とは、工事現場で施工の計画づくりや作業員の指導をする責任者のこと。現場を知らない人がその立場に就くと危険なので、経験の年数が条件になっています。

結局どう選べばいいのか

あなたの状況 おすすめ 理由
一次だけ受ける 講座なし+問題解説集4,400円 公式が正答を出すので独学で完結する
一次は独学で通った 独学サポート事務局 二次のみ 10,100円 添削5回つきで1万円台
文章より動画で学びたい SAT 講義動画が中心。返金保証あり
DVDや通学で受けたい CIC Web・DVD・通学から選べる
会社が費用を出してくれる 日建学院 通学ベースで手厚い

迷ったら、いちばん安いところから試して構いません。二次で必要なのは書いたものを見てもらうことであって、高い講座を買うことではないからです。

よくある質問

Q. 第二次検定は、独学だけでは受からないのでしょうか

独学だけで受かる人もいます。ただ、その人たちの多くは職場に答案を読んでくれる先輩がいるか、一度落ちて出題のクセを体で知っているかのどちらか、ということが多いようです。初挑戦で相談できる相手もいないなら、添削だけは外に出す価値があります。二次は年1回しかないので、1回のミスが1年に変わります。

Q. 経験記述が無くなったのに、なぜ添削が要るのですか

記述式であること自体は変わっていないからです。空調設備工事や給排水衛生設備工事について、施工上の留意事項を自分の言葉で書く問題が出ます。書き方の善し悪しは、自分ではなかなか判定できません。むしろ「自分の経験を書けばよかった」時代より、問われたことに正面から答える力が必要になっています。

Q. 一次と二次はセットで申し込むべきですか

一次に合格しているなら、二次だけで十分です。今回取り上げた4社は、どこも二次だけのコースを持っています。セット価格は一見おトクですが、その中身にはあなたがもう開かない一次のテキスト代が入っています。

Q. 講座を買えば合格率は上がりますか

買っただけでは上がりません。一次はマークシートなので、過去問を解いた回数が点数に表れやすい試験です。二次も、添削に出す答案を自分で書かなければ何も起きません。講座は「書いたものを見てもらう窓口」であって、代わりに書いてくれる仕組みではないと考えてください。

Q. 2級に受かると、何ができるようになりますか

管工事の現場で主任技術者になれます。また、一般建設業の許可を受けた営業所の専任技術者(営業所ごとに置く、技術面の責任者)にもなれます。より規模の大きい工事で必要になる監理技術者は1級のほうなので、2級ではなれません。会社によっては資格手当の対象になります。

Q. 令和8年度の申込に間に合いませんでした。どうすればいいですか

次は令和9年度です。第一次検定は前期(6月ごろ)と後期(11月ごろ)の年2回、第二次検定は後期の1回だけです。日程と申込期間は毎年公表されるので、全国建設研修センターの公式サイトで確認してください。時間ができたぶん、いまのうちに一次の過去問を回しておくと、次の年がかなり楽になります。

まとめ

まとめこの記事の要点

第一次検定は独学で足りる … マークシートで、公式が正答を出す。40問中24問で合格

第二次検定は記述式で、公式の正答が出ない … 自分では出来を判定できない

お金を払う価値があるのは「記述の添削」 … ここだけは自分で代われない

施工経験記述は令和6年度から出題されていない … 「作文代行」に高いお金を払う必要はない

最安は独学サポート事務局の二次のみ10,100円 … これでも記述添削5回が付く

二次は年1回だけ … 落ちると1年待ち。だから二次にお金を寄せる

2級管工事施工管理技士は、お金をかけなくても一次は通せる資格です。ただし書かずに二次が通る資格ではありません。かけるべきところにだけお金を使って、あとは答案を書く時間にあててください。