【令和2年度】1級管工事施工管理技士の過去問と解説【1次検定A㉛〜㊹】

問題：ブランチ間隔とは、汚水又は雑排水立て管に接続する排水横枝管の垂直距離の間隔のことであり、2.5mをこえる場合を1ブランチ間隔という。

問題：管径65mm以上の間接排水管の末端と、間接排水口のあふれ縁との排水口空間は、最小150mmとする。

問題：器具排水負荷単位は、大便器の排水流量を標準に、器具の同時使用率等を考慮して定められたものである。

問題：グリース阻集器の容量算定には、粗集グリースの質量、堆積残さの質量及び粗集グリースの掃除周期を考慮する。

問題：通気立て管の上部は、管径を縮小せずに延長し、上端は単独で大気に開放するか、最高位の衛生器具のあふれ縁より150mm以上立ち上げて伸頂通気管に接続する。

問題：通気管の開口部が、建物の出入口、窓、換気口等の付近にある場合は、水平距離で600mm以上離す。

問題：各個通気管の取り出し位置は、器具トラップのウェアから管径の2倍以上離れた位置とする。

問題：排水横枝管に分岐がある場合は、それぞれの排水横枝管に通気管を設ける。

問題：排水槽の容量は、一般的に、流入排水の負荷変動、ポンプの最短運転時間、槽内貯留時間等を考慮して決定する。

問題：通気弁は、大気開口された伸頂通気のような正圧緩和の効果がないため、排水槽の通気管末端には使用してはならない。

問題：排水の貯留時間が長くなるおそれがある場合は、臭気の問題等から、一定時間を経過するとタイマーでポンプを起動させる制御方法を考慮する。

問題：汚水用水中モーターポンプは、小さな固形物が混入した排水に用いられ、口径の40％程度の径の固形物が通過可能なものである。

問題：水噴霧消火設備は、霧状の水の放射による冷却効果及び発生する水蒸気による窒息効果により消化するものである。

問題：粉末消火設備は、粉末状の消火剤を放射し、消火剤の熱分解で発生した二酸化炭素や水蒸気による窒息効果、冷却効果等により消化するものである。

問題：不活性ガス消火設備は、不活性ガスを放射し、ガス成分の化学反応による負触媒効果により消化するものである。

問題：泡消火設備は、泡状の消火剤を放射し、燃焼物を泡の層で覆い、窒息効果と冷却効果により消化するものである。

問題：内容積が20L以上の液化石油ガスの容器を設置する場合は、容器の設置位置から2m以内にある火気を遮る措置を行う。

問題：特定地下室等に都市ガスのガス漏れ警報器を設置する場合、導管の外壁貫通部より10m以内に設置する。

問題：一般消費者等に供給される液化石油ガスは、「い号」、「ろ号」、「は号」に区分され、「い号」が最もプロパン及びプロピレンの合計量の含有率が高い。

問題：液化プロパンが帰化した場合のプロパンの密度は、標準状態で約2kg/㎥である。

問題：地下水位が高い場所に設置する場合は、浄化槽本体の浮上防止対策を講ずる。

問題：浄化槽の水平は、水準器、槽内に示されている水準目安線等で確認する。

問題：浄化槽本体の設置にあたって、据付け高さの調整は、山砂を用いて行う。

問題：浄化槽の設置工事を行う場合は、浄化槽設備士が実地に監督する。

問題：流入水が高負荷の場合、生物膜の肥厚が早くなるため、長時間ばっ気方式に比べて、浄化機能を保ちやすい。

問題：出現する生物の種類が多く、比較的大型の生物が発生するため、長時間ばっ気方式に比べて汚泥発生量はやや少なくなる。

問題：生物膜のはく離と移送が生物管理の主たる作業となるため、長時間ばっ気方式に比べて、生物管理は容易である。

問題：接触材に生物が付着しているため、長時間ばっ気方式に比べて、水量変動の影響はあまり受けない。

問題：ボイラー本体は、ガスや油の燃焼を行わせる燃焼室と、燃焼ガスとの接触伝熱によって熱を吸収する対流伝熱面で構成される。

問題：鋳鉄製ボイラーは、鋼製ボイラーに比べて急激な温度変化に弱いが、高温、高圧、大容量のものの制作が可能である。

問題：真空式温水発生機は、運転中の内部圧力が大気圧より低いため、「労働安全衛生法」におけるボイラーに該当せず、取扱いにボイラー技士を必要としない。

問題：炉筒煙管ボイラーは、同内部に炉筒（燃焼室）と多数の煙管を配置したもので、胴内のボイラー水は煙管内を通過する燃焼ガスで加熱される。

問題：ロックウール保温材は、グラスウール保温材より使用温度の上限が低い。

問題：ポリエチレンフォーム保温材には、板状又は筒状に発泡成形したものや、板又はシート状に発報した後に筒状に加工したものがある。

問題：保冷とは、常温以下の物体を被覆し侵入熱量を小さくすること、又は、被覆後の表面温度を露点温度以上とし表面に結露を生じさせないことである。

問題：ロックウール保温材のブランケットは、密度により1号と2号に区分される。

問題：多翼送風機は、高い圧力を出すことはできないが、他の遠心送風機に比べて、小型で大風量を扱うことができるため、空調用として広く用いられる。

問題：横流送風機は、羽根車の軸方向の長さを変えることで風量の増減が可能で、エアカーテン等に利用される。

問題：斜流送風機の軸動力は、風量の変化に対してはほぼ変わらず、圧力曲線の山の付近で最大となるリミットロード特性を持つ。

問題：軸流送風機にはプロペラ型、チューブラ型、ベーン型があり、プロペラ型が最も効率がよく、高圧力に対応できる。

問題：排水用硬質塩化ビニルライニング鋼管の接合には、排水鋼管用可とう継手のほか、ねじ込み式配水管継手が用いられる。

問題：鋼管とステンレス鋼管等、イオン化傾向が大きく異なる異種金属管の接合には、絶縁フランジを使用する。

問題：架橋ポリエチレン管は、中密度・高密度ポリエチレンを架橋反応させることで、耐熱性、耐クリープ性を向上させた配管である。

問題：圧力配管用炭素鋼鋼管（黒管）は、蒸気、高温水等の圧力の高い配管に使用され、スケジュール番号により管の厚さが区分されている。

問題：吸込口へ向かう気流は、吹出口からの気流のような指向性はなく、全面から一様に吸込口へ向かう気流となるため、可動羽根や風向調節ベーン等は不要である。

問題：スパイラルダクトは、亜鉛鉄板をスパイラル状に甲はぜ機械がけしたもので、甲はぜが補強の役目を果たすため補強は不要である。

問題：たわみ継手は、たわみ部が負圧になる場合、正圧部が全圧300Paをこえる場合等には、補強用のピアノ線が挿入されたものを使用する。

問題：当摩擦法（低圧法）で寸法を決定したダクトでは、各吹出口に至るダクトの長さが著しく異なる場合でも、各吹出口での圧力差は生じにくい。

問題：発注者が設計図書を変更し、請負代金額が2/3以上減少した場合、受注者は契約を解除することができる。

問題：発注者は完成検査合格後、受注者から請負代金の支払い請求があったときは、請求を受けた日から30日以内に請負代金を支払わなければならない。

問題：受注者は、請負代金内訳書に健康保険、厚生年金保険及び雇用保険に係る法定福利費を明示するものとする。

問題：発注者は、受注者が正当な理由なく、工事に着手すべき期日を過ぎても工事に着手しないときは、必要な手続きを経た後、契約を解除することができる。

問題：配管用ステンレス鋼鋼管は、一般配管用ステンレス鋼鋼管に比べて、管の肉厚が厚く、ねじ加工が可能である。

問題：一般配管用ステンレス鋼鋼管は、給水、給湯、冷温水、蒸気還水等の配管に用いる。

問題：硬質ポリ塩化ビニル管には、VP、VM、VUの３種類があり、設計圧力の上限がもっとも低いものはVMである。

問題：水道用硬質ポリ塩化ビニル管のVP及びHIVPの最高使用圧力は、同じである。