※本記事はアフィリエイト広告(PR)を含みます。

この記事でわかること

第三種冷凍機械責任者(冷凍三種)の令和2年度「保安管理技術」問1〜15を、知識ゼロからでもわかるようにやさしく解説します。冷凍の原理・伝熱・圧縮機・凝縮器・蒸発器・安全装置まで、イ・ロ・ハ・ニを1つずつ⭕❌で判定します。

保安管理技術は冷凍のしくみ(理屈)と機器の科目です。4つの記述(イ・ロ・ハ・ニ)を1つずつ正確に〇×できれば正解が選べます。

“なぜそうなるか”をつかむのが近道です。冷凍効果・有機/無機ブライン・比例限度などのつまずきやすい用語は、青いボックスでやさしく補足しました。

問1

分野:冷凍の原理重要度 ★★☆

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍の原理などについて正しいものはどれか。

蒸発温度や凝縮温度が一定の運転状態では、圧縮機の駆動軸動力は、凝縮器の凝縮負荷と冷凍装置の冷凍能力の差に等しい。

冷凍装置の各種の熱計算では、比エンタルピーの絶対値は特に必要なく、冷媒は0℃の飽和液の比エンタルピー値を200kJ/kgとし、これを基準としている。

家庭用冷蔵庫は、一般に、圧縮機、蒸発器、膨張弁及び凝縮器で構成されており、受液器なしで凝縮器の出口に液を溜め込むようにし、装置を簡略化している。

吸収冷凍機は、圧縮機を用いずに、機械的な可動部である吸収器、発生器、溶液ポンプを用いて冷媒を循環させる。

【選択肢】
(1) イ・ロ (2) ロ・ニ (3) ハ・ニ (4) イ・ロ・ハ (5) イ・ハ・ニ
答え・解説を見る
正解(1) イ・ロ
⭕(イ)蒸発温度や凝縮温度が一定の運転状態では、圧縮機の駆動軸動力は、凝縮器の凝縮負荷と冷凍装置の冷凍能力の差に等しい。

正しい記述です。凝縮負荷 = 冷凍能力 + 圧縮動力なので、圧縮動力 = 凝縮負荷 − 冷凍能力になります。

⭕(ロ)冷凍装置の各種の熱計算では、比エンタルピーの絶対値は特に必要なく、冷媒は0℃の飽和液の比エンタルピー値を200kJ/kgとし、これを基準としている。

正しい記述です。比エンタルピーは差が分かればよいので、便宜上0℃の飽和液を200kJ/kgと決めて基準にしています。

❌(ハ)家庭用冷蔵庫は、一般に、圧縮機、蒸発器、膨張弁及び凝縮器で構成されており、受液器なしで凝縮器の出口に液を溜め込むようにし、装置を簡略化している。

「膨張弁」が誤りです。家庭用冷蔵庫は膨張弁ではなくキャピラリチューブ(細管)を使って装置を簡略化しています。

❌(ニ)吸収冷凍機は、圧縮機を用いずに、機械的な可動部である吸収器、発生器、溶液ポンプを用いて冷媒を循環させる。

「吸収器、発生器、溶液ポンプを機械的な可動部とする」が誤りです。機械的な可動部は溶液ポンプだけで、吸収器や発生器は可動部ではありません。

この問題のまとめ

正解は(1)イ・ロ。圧縮動力=凝縮負荷−冷凍能力。比エンタルピーは0℃飽和液200kJ/kgが基準。家庭用冷蔵庫はキャピラリチューブ。吸収冷凍機の可動部は溶液ポンプだけです。

問2

分野:冷凍サイクル・熱の移動重要度 ★★★

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍サイクル及び熱の移動について正しいものはどれか。

冷凍サイクルの蒸発器で、冷媒から奪う熱量のことを冷凍効果という。この値は同じ冷媒でも運転条件によって変わる。

理論ヒートポンプサイクルの成績係数は、理論冷凍サイクルの成績係数よりも1だけ大きい。

固体壁で隔てられた流体間で熱が移動するとき、固体壁両表面の熱伝達率と固体壁の熱伝導率が与えられれば、水あかの付着を考慮しない場合の熱通過率の値を計算することができる。

熱の移動には熱伝導、熱放射及び熱伝達の3つの形態がある。一般に、熱量の単位はJ又はkJであり、伝熱量の単位はW又はkWである。

【選択肢】
(1) イ・ロ (2) イ・ハ (3) ロ・ハ (4) ロ・ニ (5) イ・ハ・ニ
答え・解説を見る
正解(4) ロ・ニ
❌(イ)冷凍サイクルの蒸発器で、冷媒から奪う熱量のことを冷凍効果という。この値は同じ冷媒でも運転条件によって変わる。

「冷媒から奪う熱量」が誤りです。冷凍効果は冷媒1kgが“周囲から奪う”熱量のことです(向きと“1kg当たり”がポイント)。

⭕(ロ)理論ヒートポンプサイクルの成績係数は、理論冷凍サイクルの成績係数よりも1だけ大きい。

正しい記述です。ヒートポンプのCOP = 冷凍のCOP + 1です。

❌(ハ)固体壁で隔てられた流体間で熱が移動するとき、固体壁両表面の熱伝達率と固体壁の熱伝導率が与えられれば、水あかの付着を考慮しない場合の熱通過率の値を計算することができる。

不足があり誤りです。熱通過率を計算するには、熱伝達率・熱伝導率に加えて固体壁の“厚さ”も必要です。

⭕(ニ)熱の移動には熱伝導、熱放射及び熱伝達の3つの形態がある。一般に、熱量の単位はJ又はkJであり、伝熱量の単位はW又はkWである。

正しい記述です。熱量はJ・kJ、伝熱量(単位時間あたり)はW・kWで表します。

この問題のまとめ

正解は(4)ロ・ニ。冷凍効果は冷媒1kgが“周囲から奪う”熱量。ヒートポンプCOPは冷凍COP+1。熱通過率の計算には壁の厚さも必要。熱量はJ、伝熱量はWです。

問3

分野:圧縮機の性能・軸動力重要度 ★★★

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、圧縮機の性能、軸動力などについて正しいものはどれか。

冷凍装置の実際の成績係数は、理論冷凍サイクルの成績係数に断熱効率、機械効率、体積効率を乗じて求められる。

実際の圧縮機の駆動軸動力は、理論断熱圧縮動力と断熱効率により決まる。

往復圧縮機の断熱効率は、一般に、圧力比が大きくなると小さくなる。

圧縮機の実際の冷媒吸込み蒸気量は、ピストン押しのけ量と圧縮機の体積効率の積で求められる。

【選択肢】
(1) イ・ロ (2) ロ・ハ (3) ハ・ニ (4) イ・ロ・ニ (5) イ・ハ・ニ
答え・解説を見る
正解(3) ハ・ニ
❌(イ)冷凍装置の実際の成績係数は、理論冷凍サイクルの成績係数に断熱効率、機械効率、体積効率を乗じて求められる。

「体積効率を乗じる」が誤りです。実際の成績係数は、理論成績係数に断熱効率と機械効率を乗じて求めます(体積効率は含みません)。

❌(ロ)実際の圧縮機の駆動軸動力は、理論断熱圧縮動力と断熱効率により決まる。

不足があり誤りです。軸動力は、理論断熱圧縮動力を断熱効率と機械効率で割って求めます(機械効率も必要)。

⭕(ハ)往復圧縮機の断熱効率は、一般に、圧力比が大きくなると小さくなる。

正しい記述です。圧力比が大きくなると、断熱効率は小さくなります。

⭕(ニ)圧縮機の実際の冷媒吸込み蒸気量は、ピストン押しのけ量と圧縮機の体積効率の積で求められる。

正しい記述です。実際の吸込み蒸気量 = ピストン押しのけ量 × 体積効率です。

この問題のまとめ

正解は(3)ハ・ニ。実際のCOPは断熱効率×機械効率(体積効率は含まない)。軸動力は理論動力を断熱効率と機械効率で割る。圧力比が大きいと断熱効率は低下。吸込み量=押しのけ量×体積効率です。

問4

分野:冷媒・ブライン重要度 ★★☆

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷媒、ブラインの性質などについて正しいものはどれか。

R410Aは共沸混合冷媒である。

単一成分冷媒の飽和圧力が標準大気圧に等しいときの飽和温度を標準沸点といい、冷媒の種類によって異なる。

有機ブラインの溶質には、エチレングリコール系やプロピレングリコール系のほかに、塩化カルシウムや塩化ナトリウムなどがある。

フルオロカーボン冷凍装置では、圧縮機から吐き出された冷凍機油は、冷媒とともに装置内を循環する。

【選択肢】
(1) イ・ロ (2) ロ・ニ (3) ハ・ニ (4) イ・ロ・ハ (5) イ・ハ・ニ
答え・解説を見る
正解(2) ロ・ニ
❌(イ)R410Aは共沸混合冷媒である。

「共沸混合冷媒」が誤りです。R410Aは非共沸混合冷媒(温度勾配がごく小さい疑似共沸)です。

⭕(ロ)単一成分冷媒の飽和圧力が標準大気圧に等しいときの飽和温度を標準沸点といい、冷媒の種類によって異なる。

正しい記述です。標準沸点は、標準大気圧での飽和温度で、冷媒ごとに異なります。

❌(ハ)有機ブラインの溶質には、エチレングリコール系やプロピレングリコール系のほかに、塩化カルシウムや塩化ナトリウムなどがある。

「塩化カルシウムや塩化ナトリウム」が誤りです。塩化カルシウム・塩化ナトリウムは無機ブラインの溶質です(有機ブラインはグリコール系)。

有機ブラインと無機ブラインとは?

ブライン(不凍液)は、有機系=エチレングリコール・プロピレングリコールなど、無機系=塩化カルシウム・塩化ナトリウム水溶液など。冷却対象や温度で使い分けます。

⭕(ニ)フルオロカーボン冷凍装置では、圧縮機から吐き出された冷凍機油は、冷媒とともに装置内を循環する。

正しい記述です。フルオロカーボンは油と溶け合うため、吐き出された油は冷媒とともに循環します(だから油を戻す工夫が必要)。

この問題のまとめ

正解は(2)ロ・ニ。R410Aは非共沸(疑似共沸)。標準沸点は冷媒で異なる。塩化カルシウム等は無機ブライン。フルオロカーボンでは油が冷媒とともに循環します。

問5

分野:圧縮機重要度 ★★☆

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、圧縮機について正しいものはどれか。

ロータリー圧縮機は遠心式に分類され、ロータの回転による遠心力で冷媒蒸気を圧縮する。

運転条件が同じであれば、圧縮機の体積効率が小さくなるほど冷媒循環量は減少する。

スクリュー圧縮機は、高圧力比に適しているため、ヒートポンプ装置に利用される。

往復圧縮機では、停止中のクランクケース内の油温が高いほど、始動時にオイルフォーミングを起こしやすくなる。

【選択肢】
(1) イ・ロ (2) イ・ハ (3) イ・ニ (4) ロ・ハ (5) ロ・ニ
答え・解説を見る
正解(4) ロ・ハ
❌(イ)ロータリー圧縮機は遠心式に分類され、ロータの回転による遠心力で冷媒蒸気を圧縮する。

「遠心式」が誤りです。ロータリー圧縮機は容積式です(閉じこめた空間を小さくして圧縮する方式)。

⭕(ロ)運転条件が同じであれば、圧縮機の体積効率が小さくなるほど冷媒循環量は減少する。

正しい記述です。体積効率が小さい=吸い込める量が減るので、冷媒循環量は減少します。

⭕(ハ)スクリュー圧縮機は、高圧力比に適しているため、ヒートポンプ装置に利用される。

正しい記述です。スクリュー圧縮機は高圧力比でも使いやすく、ヒートポンプなどに利用されます。

❌(ニ)往復圧縮機では、停止中のクランクケース内の油温が高いほど、始動時にオイルフォーミングを起こしやすくなる。

「油温が高いほど」が誤りです。油温が低いほど冷媒が油に溶け込みやすく、始動時のオイルフォーミングが起きやすくなります。

この問題のまとめ

正解は(4)ロ・ハ。ロータリーは容積式。体積効率が小さいと循環量は減る。スクリューは高圧力比に適す。オイルフォーミングは油温が“低い”ほど起きやすいです。

問6

分野:凝縮器重要度 ★★☆

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、凝縮器について正しいものはどれか。

水冷横形シェルアンドチューブ凝縮器は、高温高圧の冷媒ガスは冷却管内を流れる冷却水により冷却され、凝縮液化する。

冷却管の水あかの熱伝導抵抗を汚れ係数で表すと、汚れ係数が大きいほど、熱通過率が低下する。

空冷凝縮器は、空気の潜熱を用いて冷媒を凝縮させる凝縮器である。

凝縮器への不凝縮ガスの混入は、冷媒側の熱伝達の不良や凝縮圧力の低下を招く。

【選択肢】
(1) イ・ロ (2) イ・ハ (3) イ・ニ (4) ロ・ハ (5) ロ・ニ
答え・解説を見る
正解(1) イ・ロ
⭕(イ)水冷横形シェルアンドチューブ凝縮器は、高温高圧の冷媒ガスは冷却管内を流れる冷却水により冷却され、凝縮液化する。

正しい記述です。冷却管の中を冷却水が流れ、その外側(胴側)の冷媒ガスが冷やされて液になります。

⭕(ロ)冷却管の水あかの熱伝導抵抗を汚れ係数で表すと、汚れ係数が大きいほど、熱通過率が低下する。

正しい記述です。汚れ係数が大きい=熱が伝わりにくいので、熱通過率は低下します。

❌(ハ)空冷凝縮器は、空気の潜熱を用いて冷媒を凝縮させる凝縮器である。

「潜熱」が誤りです。空冷凝縮器は空気の顕熱(温度上昇)を使って冷媒を冷やします。

❌(ニ)凝縮器への不凝縮ガスの混入は、冷媒側の熱伝達の不良や凝縮圧力の低下を招く。

「凝縮圧力の低下」が誤りです。不凝縮ガスが混ざると凝縮を妨げ、凝縮圧力は上昇します。

この問題のまとめ

正解は(1)イ・ロ。水冷シェルアンドチューブは管内=水・管外=冷媒。汚れ係数が大きいと熱通過率低下。空冷は“顕熱”で冷やす。不凝縮ガスは凝縮圧力を上げます。

問7

分野:蒸発器重要度 ★★☆

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、蒸発器について正しいものはどれか。

蒸発器の冷凍能力は、冷却される空気や水などと冷媒との間の平均温度差、熱通過率及び伝熱面積に比例する。

大きな容量の乾式蒸発器は、多数の伝熱管へ均等に冷媒を送り込むために、蒸発器出口側にディストリビュータを取り付ける。

液ポンプ方式の冷凍装置では、蒸発液量の3倍から5倍程度の冷媒液を強制循環させるため、蒸発器内に冷凍機油が滞留することはない。

一般的な散水方式の除霜は、送風機を運転しながら水を冷却器に散水し、霜を融解させる方式である。

【選択肢】
(1) イ・ハ (2) イ・ニ (3) ロ・ニ (4) イ・ロ・ハ (5) ロ・ハ・ニ
答え・解説を見る
正解(1) イ・ハ
⭕(イ)蒸発器の冷凍能力は、冷却される空気や水などと冷媒との間の平均温度差、熱通過率及び伝熱面積に比例する。

正しい記述です。冷凍能力=熱通過率 × 伝熱面積 × 平均温度差で、3つに比例します。

❌(ロ)大きな容量の乾式蒸発器は、多数の伝熱管へ均等に冷媒を送り込むために、蒸発器出口側にディストリビュータを取り付ける。

「出口側」が誤りです。ディストリビュータ(分配器)は冷媒の入口側に付けて、各管に冷媒を均等に分けます。

⭕(ハ)液ポンプ方式の冷凍装置では、蒸発液量の3倍から5倍程度の冷媒液を強制循環させるため、蒸発器内に冷凍機油が滞留することはない。

正しい記述です。3〜5倍の液を強制循環させるため流れが強く、油が蒸発器にたまりにくくなります。

❌(ニ)一般的な散水方式の除霜は、送風機を運転しながら水を冷却器に散水し、霜を融解させる方式である。

「送風機を運転しながら」が誤りです。散水除霜は送風機を止めて散水します(運転したままだと水が飛び散ります)。

この問題のまとめ

正解は(1)イ・ハ。冷凍能力は熱通過率×面積×温度差に比例。ディストリビュータは“入口側”。液ポンプ方式は油が滞留しにくい。散水除霜は送風機を止めて行います。

問8

分野:自動制御機器重要度 ★★★

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、自動制御機器について正しいものはどれか。

電磁弁には直動式とパイロット式がある。直動式では、電磁コイルに通電すると磁場が作られてプランジャに力が作用し、弁が閉じる。

吸入圧力調整弁は、弁入口側の冷媒蒸気の圧力が設定値よりも高くならないように作動し、圧縮機駆動用電動機の過負荷を防止する。

温度自動膨張弁から蒸発器出口までの圧力降下が大きい場合には、外部均圧形温度自動膨張弁が使用される。

低圧圧力スイッチは、設定値よりも圧力が下がると圧縮機が停止するので、過度の低圧運転を防止できる。

【選択肢】
(1) イ・ロ (2) ロ・ハ (3) ロ・ニ (4) ハ・ニ (5) イ・ハ・ニ
答え・解説を見る
正解(4) ハ・ニ
❌(イ)電磁弁には直動式とパイロット式がある。直動式では、電磁コイルに通電すると磁場が作られてプランジャに力が作用し、弁が閉じる。

「弁が閉じる」が誤りです。直動式電磁弁は、通電するとプランジャが吸い上げられて弁が開きます

❌(ロ)吸入圧力調整弁は、弁入口側の冷媒蒸気の圧力が設定値よりも高くならないように作動し、圧縮機駆動用電動機の過負荷を防止する。

「弁入口側」が誤りです。吸入圧力調整弁は、弁出口側(圧縮機側)の圧力が設定値より高くならないように働きます。

⭕(ハ)温度自動膨張弁から蒸発器出口までの圧力降下が大きい場合には、外部均圧形温度自動膨張弁が使用される。

正しい記述です。圧力降下が大きいときは、蒸発器出口の圧力を直接感じる外部均圧形を使って、過熱度を正しく制御します。

⭕(ニ)低圧圧力スイッチは、設定値よりも圧力が下がると圧縮機が停止するので、過度の低圧運転を防止できる。

正しい記述です。低圧圧力スイッチは、圧力が下がりすぎると圧縮機を止めて装置を守ります。

この問題のまとめ

正解は(4)ハ・ニ。直動式電磁弁は通電で“開”。吸入圧力調整弁は“出口側”圧力を抑える。圧力降下が大きいと外部均圧形を使う。低圧圧力スイッチは圧縮機を止めます。

問9

分野:附属機器重要度 ★★★

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、附属機器について正しいものはどれか。

低圧受液器は、冷媒液強制循環式冷凍装置において、冷凍負荷が変動しても液ポンプが蒸気を吸い込まないように、液面レベルの確保と液面位置の制御を行う。

油分離器のうちの一つに、大きな容器内にガスを入れることによりガス速度を大きくし、油滴を重力で落下させて分離するものがある。

アンモニア冷凍装置では、圧縮機の吸込み蒸気過熱度の増大にともなう吐出しガス温度の上昇が著しいので、液ガス熱交換器は使用しない。

サイトグラスは、のぞきガラスとモイスチャーインジケータからなるが、のぞきガラスのないモイスチャーインジケータだけのものもある。

【選択肢】
(1) イ・ハ (2) イ・ニ (3) ロ・ハ (4) ロ・ニ (5) イ・ロ・ハ
答え・解説を見る
正解(1) イ・ハ
⭕(イ)低圧受液器は、冷媒液強制循環式冷凍装置において、冷凍負荷が変動しても液ポンプが蒸気を吸い込まないように、液面レベルの確保と液面位置の制御を行う。

正しい記述です。低圧受液器は液面を確保・制御して、液ポンプが蒸気を吸い込まないようにします。

❌(ロ)油分離器のうちの一つに、大きな容器内にガスを入れることによりガス速度を大きくし、油滴を重力で落下させて分離するものがある。

「ガス速度を大きくし」が誤りです。大きな容器でガス速度を小さくすることで、油滴が重力で落ちて分離されます。

⭕(ハ)アンモニア冷凍装置では、圧縮機の吸込み蒸気過熱度の増大にともなう吐出しガス温度の上昇が著しいので、液ガス熱交換器は使用しない。

正しい記述です。アンモニアは過熱度が増えると吐出しガス温度が上がりやすいため、蒸気を過熱させる液ガス熱交換器は使いません。

❌(ニ)サイトグラスは、のぞきガラスとモイスチャーインジケータからなるが、のぞきガラスのないモイスチャーインジケータだけのものもある。

「のぞきガラスのないものもある」が誤りです。サイトグラスはのぞき窓があってこそ機能します(のぞき窓なしのものはありません)。

この問題のまとめ

正解は(1)イ・ハ。低圧受液器は液面を確保・制御。油分離器はガス速度を“小さく”して油を落とす。アンモニアは液ガス熱交換器を使わない。サイトグラスはのぞき窓が必須です。

問10

分野:冷媒配管重要度 ★★☆

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷媒配管について正しいものはどれか。

フルオロカーボン冷媒、アンモニア冷媒用の配管には、銅及び銅合金の配管がよく使用される。

高圧液配管は、冷媒液が気化するのを防ぐために、流速ができるだけ大きくなるような管径とする。

横走り吸込み蒸気配管に大きなUトラップがあると、底部に油や冷媒液が多くたまり、圧縮機始動時などに一挙に多量の液が吸い込まれて液圧縮の危険が生じる。

吐出しガス配管では、冷凍機油が確実に運ばれるだけのガス速度が必要だが、摩擦損失による圧力降下は20kPaを超えないことが望ましい。

【選択肢】
(1) イ・ロ (2) イ・ハ (3) ハ・ニ (4) イ・ロ・ニ (5) ロ・ハ・ニ
答え・解説を見る
正解(3) ハ・ニ
❌(イ)フルオロカーボン冷媒、アンモニア冷媒用の配管には、銅及び銅合金の配管がよく使用される。

「アンモニア…銅及び銅合金」が誤りです。アンモニアは銅を腐食するため、アンモニア用配管に銅・銅合金は使えません(鋼管を使います)。

❌(ロ)高圧液配管は、冷媒液が気化するのを防ぐために、流速ができるだけ大きくなるような管径とする。

「流速ができるだけ大きく」が誤りです。流速が速いと圧力が下がって気化(フラッシュ)しやすいので、流速は小さくする管径にします。

⭕(ハ)横走り吸込み蒸気配管に大きなUトラップがあると、底部に油や冷媒液が多くたまり、圧縮機始動時などに一挙に多量の液が吸い込まれて液圧縮の危険が生じる。

正しい記述です。Uトラップにたまった液・油は、始動時に一気に吸い込まれ、液圧縮の危険があります。

⭕(ニ)吐出しガス配管では、冷凍機油が確実に運ばれるだけのガス速度が必要だが、摩擦損失による圧力降下は20kPaを超えないことが望ましい。

正しい記述です。油を運べる速度を保ちつつ、圧力降下は20kPa以下に抑えるのが望ましいです。

この問題のまとめ

正解は(3)ハ・ニ。アンモニアに銅配管は使えない。高圧液配管は流速を小さく。Uトラップの溜まりは液圧縮の原因。吐出し配管の圧力降下は20kPa以下が望ましいです。

問11

分野:安全装置重要度 ★★★

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、安全装置などについて正しいものはどれか。

冷凍装置の安全弁の作動圧力(吹始め圧力と吹出し圧力)は、耐圧試験圧力を基準として定める。

圧縮機に取り付ける安全弁の最小口径は、冷媒の種類に応じて決まるが、圧縮機のピストン押しのけ量の平方根に比例する。

溶栓の口径は、取り付ける容器の外径と長さの積の平方根と、冷媒毎に定められた定数の積で求められた値の1/2以下としなくてはならない。

高圧遮断装置は、原則として手動復帰式とする。

【選択肢】
(1) イ・ロ (2) ロ・ニ (3) イ・ロ・ハ (4) イ・ハ・ニ (5) ロ・ハ・ニ
答え・解説を見る
正解(2) ロ・ニ
❌(イ)冷凍装置の安全弁の作動圧力(吹始め圧力と吹出し圧力)は、耐圧試験圧力を基準として定める。

「耐圧試験圧力を基準」が誤りです。安全弁の作動圧力は許容圧力を基準として定めます。

⭕(ロ)圧縮機に取り付ける安全弁の最小口径は、冷媒の種類に応じて決まるが、圧縮機のピストン押しのけ量の平方根に比例する。

正しい記述です。安全弁の最小口径は、ピストン押しのけ量の平方根に比例します。

❌(ハ)溶栓の口径は、取り付ける容器の外径と長さの積の平方根と、冷媒毎に定められた定数の積で求められた値の1/2以下としなくてはならない。

「1/2以下」が誤りです。溶栓の口径は、その値の1/2以上とします。

⭕(ニ)高圧遮断装置は、原則として手動復帰式とする。

正しい記述です。高圧遮断装置は原則“手動復帰式”で、原因を確認してから復帰させます。

この問題のまとめ

正解は(2)ロ・ニ。安全弁の作動圧力は許容圧力が基準。安全弁口径は押しのけ量の平方根に比例。溶栓口径は1/2以上。高圧遮断装置は手動復帰式です。

問12

分野:材料の強さ・圧力容器重要度 ★★★

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、材料の強さ及び圧力容器について正しいものはどれか。

圧力容器では、使用する材料の応力-ひずみ線図における弾性限度以下の応力の値とするように設計する必要がある。

設計圧力は、圧力容器の設計や耐圧試験圧力などの基準となるものであり、高圧部においては、一般に通常の運転状態で起こりうる最高の圧力を設計圧力としている。

円筒胴圧力容器の胴板内部に発生する応力は、接線方向と長手方向の応力のみを考えればよく、圧力と内径に比例し、板厚に反比例する。

溶接継手の効率は、溶接継手の種類に依存せず、放射線透過試験を行った部分の長さの割合のみによって決められている。

【選択肢】
(1) イ・ロ (2) イ・ニ (3) ロ・ハ (4) ロ・ニ (5) ハ・ニ
答え・解説を見る
正解(3) ロ・ハ
❌(イ)圧力容器では、使用する材料の応力-ひずみ線図における弾性限度以下の応力の値とするように設計する必要がある。

「弾性限度以下」が誤りです。設計では、より手前の比例限度以下の応力に収めます。

⭕(ロ)設計圧力は、圧力容器の設計や耐圧試験圧力などの基準となるものであり、高圧部においては、一般に通常の運転状態で起こりうる最高の圧力を設計圧力としている。

正しい記述です。高圧部の設計圧力は、通常の運転で起こりうる最高の圧力を基準にします。

⭕(ハ)円筒胴圧力容器の胴板内部に発生する応力は、接線方向と長手方向の応力のみを考えればよく、圧力と内径に比例し、板厚に反比例する。

正しい記述です。円筒胴の応力は圧力・内径に比例し、板厚に反比例します(接線方向の応力が支配的)。

❌(ニ)溶接継手の効率は、溶接継手の種類に依存せず、放射線透過試験を行った部分の長さの割合のみによって決められている。

「種類に依存せず」が誤りです。溶接継手の効率は、継手の種類や放射線透過試験の割合によって決まります。

この問題のまとめ

正解は(3)ロ・ハ。応力は比例限度以下に設計。高圧部の設計圧力は最高圧力が基準。円筒胴の応力は圧力・内径に比例し板厚に反比例。溶接継手効率は継手の種類にも依存します。

問13

分野:据付け・圧力試験・試運転重要度 ★★☆

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の据付け、圧力試験及び試運転について正しいものはどれか。

圧縮機を防振支持し吸込み蒸気配管に可とう管を用いる場合、可とう管表面が氷結し破損するおそれのあるときは、可とう管をゴムで被覆することがある。

気密試験は、気密の性能を確かめるための試験であり、漏れを確認しやすいようにガス圧で試験を行う。

真空試験は、気密試験の後に行い、微少な漏れの確認及び装置内の水分と油分の除去を目的に行われる。

真空乾燥の後に水分が混入しないように配慮しながら冷凍機油と冷媒を充塡し、電力・制御系統・冷却水系統などを十分に点検してから始動試験を行う。

【選択肢】
(1) イ・ロ (2) イ・ハ (3) ロ・ハ (4) ハ・ニ (5) イ・ロ・ニ
答え・解説を見る
正解(5) イ・ロ・ニ
⭕(イ)圧縮機を防振支持し吸込み蒸気配管に可とう管を用いる場合、可とう管表面が氷結し破損するおそれのあるときは、可とう管をゴムで被覆することがある。

正しい記述です。可とう管(フレキシブルチューブ)の表面が氷結で傷むのを防ぐため、ゴムで被覆することがあります。

⭕(ロ)気密試験は、気密の性能を確かめるための試験であり、漏れを確認しやすいようにガス圧で試験を行う。

正しい記述です。気密試験はガス圧で行い、漏れの有無を確認します。

❌(ハ)真空試験は、気密試験の後に行い、微少な漏れの確認及び装置内の水分と油分の除去を目的に行われる。

「油分の除去」が誤りです。真空試験(真空乾燥)の目的は微少な漏れの確認と水分の除去で、油分の除去ではありません。

⭕(ニ)真空乾燥の後に水分が混入しないように配慮しながら冷凍機油と冷媒を充塡し、電力・制御系統・冷却水系統などを十分に点検してから始動試験を行う。

正しい記述です。真空乾燥→油と冷媒の充塡→各系統の点検→始動試験という流れで行います。

この問題のまとめ

正解は(5)イ・ロ・ニ。可とう管はゴム被覆することがある。気密試験はガス圧。真空試験の目的は水分除去(油分ではない)。充塡・点検後に始動試験を行います。

問14

分野:冷凍装置の運転状態重要度 ★★☆

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の運転状態について正しいものはどれか。

アンモニア冷媒の場合は、蒸発と凝縮の温度が同じ運転状態でも、フルオロカーボン冷媒に比べて圧縮機の吐出しガス温度が高くなる。

水冷凝縮器の冷却水量が減少すると、凝縮圧力の低下、吐出しガス温度の上昇、冷凍能力の低下が起こる。

冷蔵庫の蒸発器に厚く着霜すると、空気の流れ抵抗が増加して風量が減少し、蒸発器の熱通過率が小さくなる。

冷蔵庫の負荷が大きく増加すると、庫内温度と蒸発温度が上昇し膨張弁の冷媒流量が増加するが、蒸発器の空気の出入口の温度差は変化しない。

【選択肢】
(1) イ・ロ (2) イ・ハ (3) ロ・ハ (4) ロ・ニ (5) ハ・ニ
答え・解説を見る
正解(2) イ・ハ
⭕(イ)アンモニア冷媒の場合は、蒸発と凝縮の温度が同じ運転状態でも、フルオロカーボン冷媒に比べて圧縮機の吐出しガス温度が高くなる。

正しい記述です。同じ条件なら、アンモニアのほうがフルオロカーボンより吐出しガス温度は高くなります。

❌(ロ)水冷凝縮器の冷却水量が減少すると、凝縮圧力の低下、吐出しガス温度の上昇、冷凍能力の低下が起こる。

「凝縮圧力の低下」が誤りです。冷却水量が減ると冷えにくくなり、凝縮圧力は上昇します(温度上昇・能力低下は正しい)。

⭕(ハ)冷蔵庫の蒸発器に厚く着霜すると、空気の流れ抵抗が増加して風量が減少し、蒸発器の熱通過率が小さくなる。

正しい記述です。着霜で風量が減り、霜が熱を妨げるので熱通過率は小さくなります。

❌(ニ)冷蔵庫の負荷が大きく増加すると、庫内温度と蒸発温度が上昇し膨張弁の冷媒流量が増加するが、蒸発器の空気の出入口の温度差は変化しない。

「温度差は変化しない」が誤りです。負荷が増えると、蒸発器を通る空気の出入口の温度差は大きくなります。

この問題のまとめ

正解は(2)イ・ハ。吐出し温度はアンモニアのほうが高い。冷却水量が減ると凝縮圧力は上昇。着霜で熱通過率は小さくなる。負荷が増えると空気の温度差は大きくなります。

問15

分野:保守管理重要度 ★★☆

次のイ、ロ、ハ、ニの記述のうち、冷凍装置の保守管理について正しいものはどれか。

冷媒充塡量が大きく不足していると、圧縮機の吸込み蒸気の過熱度が大きくなり、圧縮機吐出しガスの圧力と温度がともに上昇する。

圧縮機が過熱運転となると、冷凍機油の温度が上昇し、冷凍機油の粘度が下がるため、油膜切れを起こすおそれがある。

冷凍負荷が急激に増大すると、蒸発器での冷媒の沸騰が激しくなり、蒸気とともに液滴が圧縮機に吸い込まれ、液戻り運転となることがある。

不凝縮ガスが冷凍装置内に存在すると、圧縮機吐出しガスの圧力と温度がともに上昇する。

【選択肢】
(1) イ・ロ (2) イ・ニ (3) ロ・ハ (4) イ・ハ・ニ (5) ロ・ハ・ニ
答え・解説を見る
正解(5) ロ・ハ・ニ
❌(イ)冷媒充塡量が大きく不足していると、圧縮機の吸込み蒸気の過熱度が大きくなり、圧縮機吐出しガスの圧力と温度がともに上昇する。

「圧力と温度がともに上昇」が誤りです。冷媒が大きく不足すると、吐出しガスの温度は上昇しますが、圧力は低下します。

⭕(ロ)圧縮機が過熱運転となると、冷凍機油の温度が上昇し、冷凍機油の粘度が下がるため、油膜切れを起こすおそれがある。

正しい記述です。過熱運転で油温が上がると粘度が下がり、油膜が切れて潤滑不良になるおそれがあります。

⭕(ハ)冷凍負荷が急激に増大すると、蒸発器での冷媒の沸騰が激しくなり、蒸気とともに液滴が圧縮機に吸い込まれ、液戻り運転となることがある。

正しい記述です。急な負荷増で沸騰が激しくなると液滴を吸い込み、液戻りになることがあります。

⭕(ニ)不凝縮ガスが冷凍装置内に存在すると、圧縮機吐出しガスの圧力と温度がともに上昇する。

正しい記述です。不凝縮ガス(空気など)が混ざると凝縮を妨げ、吐出しガスの圧力も温度もともに上昇します。

この問題のまとめ

正解は(5)ロ・ハ・ニ。冷媒不足は吐出し温度↑だが圧力↓。過熱運転は油膜切れ。急な負荷増は液戻り。不凝縮ガスは圧力・温度をともに上げます。

この10問の要点(直前チェック用)

  • 問1 家庭用冷蔵庫はキャピラリチューブ/吸収冷凍機の可動部は溶液ポンプだけ
  • 問2 冷凍効果は冷媒1kgが“周囲から奪う”熱量/熱通過率の計算には壁の厚さも必要
  • 問3 実際のCOPは断熱効率×機械効率/吸込み量=押しのけ量×体積効率
  • 問4 R410Aは非共沸/塩化カルシウム等は無機ブライン
  • 問5 ロータリーは容積式/オイルフォーミングは油温が“低い”ほど
  • 問6 空冷は“顕熱”で冷やす/不凝縮ガスは凝縮圧力を上げる
  • 問7 ディストリビュータは“入口側”/散水除霜は送風機を止めて行う
  • 問8 直動式電磁弁は通電で“開”/圧力降下が大きいと外部均圧形
  • 問9 油分離器はガス速度を“小さく”して油を落とす/アンモニアは液ガス熱交換器を使わない
  • 問10 アンモニアに銅配管は使えない/高圧液配管は流速を小さく
  • 問11 安全弁の作動圧力は許容圧力が基準/溶栓口径は1/2以上
  • 問12 応力は比例限度以下に設計/溶接継手効率は継手の種類にも依存
  • 問13 真空試験の目的は水分除去(油分ではない)
  • 問14 冷却水量が減ると凝縮圧力は上昇/負荷増で空気の温度差は大きくなる
  • 問15 冷媒不足は吐出し温度↑・圧力↓/不凝縮ガスは圧力・温度ともに上昇

独学が不安なら、通信講座という近道も

冷凍三種は「法令の暗記」と「冷凍サイクルの理解」が合否を分けます。図解と動画でつまずきやすい所を整理したい方は、専用講座をのぞいてみてください。

第三種冷凍機械の通信講座を見る →

(PR)広告を含みます