この記事でわかること
令和5年度・1級管工事施工管理技士「1次検定 A⑪〜⑳」の問題と、初学者にもわかるやさしい解説です。出題分野は、電気工事・電動機・建築・省エネ・空調方式・ゾーニング・負荷計算・自動制御・コージェネなどです。
問11
分野:電気工事重要度 ★★☆
次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)金属管工事における三相3線式回路の電線は、1回路の電線全部を同一の金属管内に収める。
(2)CD管(合成樹脂製可とう電線管)は、一般的に、直接コンクリートに埋め込んで施設する。
(3)電線の接続は、管内で行わず、プルボックス等の内部で行う。
(4)PF管(合成樹脂製可とう電線管)相互の接続は、直接接続とする。
答え・解説を見る
⭕(1)金属管工事における三相3線式回路の電線は、1回路の電線全部を同一の金属管内に収める。
正しい記述です。三相3線式の1回路の電線は、すべて同じ1本の金属管に収めます。
こうすると、電線どうしの磁気が打ち消し合ってバランスがとれ、管が発熱するのを防げます。
⭕(2)CD管(合成樹脂製可とう電線管)は、一般的に、直接コンクリートに埋め込んで施設する。
正しい記述です。CD管は、コンクリートに直接埋め込んで使うことを前提とした電線管です。
燃え広がりにくくする処理がされていないため、原則としてコンクリートの中だけで使います。
CD管・PF管とは?
どちらも曲げられる合成樹脂製の電線管です。CD管はオレンジ色でコンクリート埋設専用、PF管は自己消火性(燃え広がりにくい性質)があり、露出や隠ぺい配管にも使えます。
⭕(3)電線の接続は、管内で行わず、プルボックス等の内部で行う。
正しい記述です。電線の接続を管の中で行うと、後から点検も修理もできません。
そのため接続は管内では行わず、ふたを開けて中をさわれるプルボックスなどの中で行います。
プルボックスとは?
電線を引き入れたり、つなぎ合わせたりするために設ける箱です。後から点検・補修ができるよう、接続部はこの中で作ります。
❌(4)PF管(合成樹脂製可とう電線管)相互の接続は、直接接続とする。
「直接接続とする」が誤りです。PF管どうしは、管を直接つなぐことはできません。
専用のカップリング(継手)を使って接続します。
この問題のまとめ
この問題で誤っているのは(4)です。
PF管どうしは、カップリングで接続します(直接接続は不可)。
問12
分野:電動機重要度 ★★☆
次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)インバータ制御は高調波が発生するため、フィルタ等の高調波対策が必要である。
(2)直入れ始動方式では、一般的に、始動電流は定格電流の2倍程度となる。
(3)出力が0.2kW以下の場合は、過負荷保護装置を設けなくてもよい。
(4)三相の電線のうちいずれかの2線を入れ替えると、回転方向が逆向きになる。
答え・解説を見る
⭕(1)インバータ制御は高調波が発生するため、フィルタ等の高調波対策が必要である。
正しい記述です。インバータは、電気の波形を加工してモーターの回転数を変える装置です。
このとき高調波という「電気のノイズ」が出るため、フィルタなどの対策が必要になります。
高調波とは?
本来の電気の波(50Hzや60Hz)に重なって発生する、ひずんだ波のことです。ほかの機器の誤動作や発熱の原因になるため、フィルタで取り除きます。
❌(2)直入れ始動方式では、一般的に、始動電流は定格電流の2倍程度となる。
「2倍程度」が誤りです。直入れ始動(全電圧始動)では、動き出すときの電流(始動電流)が、定格電流の6〜7倍程度にもなります。
この大きな始動電流を抑えるために、スターデルタ始動などの方式が使われます。
直入れ始動・スターデルタ始動とは?
直入れ始動は、モーターにいきなり全電圧をかけて始動する方式で、始動電流が大きくなります。スターデルタ始動は、最初だけ電圧を下げて始動電流を抑える方式です。
👉 この用語をもっとくわしくスターデルタ始動とは?始動電流を抑える仕組みを初心者にもやさしく図解⭕(3)出力が0.2kW以下の場合は、過負荷保護装置を設けなくてもよい。
正しい記述です。出力0.2kW以下の小さなモーターは、焼けてしまう心配が小さいため、過負荷保護装置を省略してもよいとされています。
⭕(4)三相の電線のうちいずれかの2線を入れ替えると、回転方向が逆向きになる。
正しい記述です。三相のうちどれか2本の電線を入れ替えると、モーターの回転する向きが逆になります。
試運転で逆回転していたら、2本を入れ替えれば直る、ということです。
この問題のまとめ
この問題で誤っているのは(2)です。
直入れ始動の始動電流は、定格電流の6〜7倍程度です。
問13
分野:建築(鉄筋)重要度 ★★☆
次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)柱の鉄筋のかぶり厚さは、主筋の外側からコンクリートの表面までの最短距離をいう。
(2)耐震壁は、地震に対して有効であり、バランスよく配置しなければならない。
(3)コンクリート壁の特定の箇所に、ひび割れを集中させるために設ける目地を、ひび割れ誘発目地という。
(4)鉄筋とコンクリートは、常温では線膨張係数がほぼ等しい。
答え・解説を見る
❌(1)柱の鉄筋のかぶり厚さは、主筋の外側からコンクリートの表面までの最短距離をいう。
「主筋の外側から」が誤りです。かぶり厚さは、いちばん外側にある鉄筋(柱では帯筋など)の表面から、コンクリート表面までの最短距離をいいます。
基準にするのは主筋ではなく、最も外側の鉄筋です。
かぶり厚さとは?
鉄筋を包むコンクリートの厚みのことです。鉄筋がさびたり、火災で熱が伝わったりするのを防ぐ役目があり、薄すぎると鉄筋が傷みやすくなります。
⭕(2)耐震壁は、地震に対して有効であり、バランスよく配置しなければならない。
正しい記述です。耐震壁は、地震の力に抵抗する大事な壁です。
建物の一方に偏って配置するとねじれて壊れやすくなるため、バランスよく配置します。
⭕(3)コンクリート壁の特定の箇所に、ひび割れを集中させるために設ける目地を、ひび割れ誘発目地という。
正しい記述です。コンクリートはどうしてもひび割れが出ますが、あらかじめ決めた位置に集めれば目立たず管理もしやすくなります。
そのためにわざと弱くしておく目地が、ひび割れ誘発目地です。
⭕(4)鉄筋とコンクリートは、常温では線膨張係数がほぼ等しい。
正しい記述です。鉄筋とコンクリートは、常温では温度による伸び縮みの割合(線膨張係数)がほぼ等しくなっています。
だから温度が変わっても、互いに剥がれず一体となって働けます。
この問題のまとめ
この問題で誤っているのは(1)です。
かぶり厚さは、最も外側の鉄筋(帯筋など)の表面から測ります。
問14
分野:建築(梁)重要度 ★★☆
次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)同じ大きさの二つの梁貫通孔の中心間隔は、梁貫通孔の径の3倍以上とする。
(2)梁貫通孔の径の大きさは、梁せいの1/2以下とする。
(3)梁の側面のせき板は、コンクリートの圧縮強度が5N/mm²以上で取り外すことができる。
(4)梁の幅止め筋は、コンクリート打設時にあばら筋(スターラップ)のはらみを防止する。
答え・解説を見る
⭕(1)同じ大きさの二つの梁貫通孔の中心間隔は、梁貫通孔の径の3倍以上とする。
正しい記述です。梁に2つの穴をあけるとき、穴どうしが近すぎると梁が弱くなります。
そのため、2つの貫通孔の中心の間隔は、孔の径の3倍以上あけます。
❌(2)梁貫通孔の径の大きさは、梁せいの1/2以下とする。
「梁せいの1/2以下」が誤りです。貫通孔が大きすぎると梁の強度が落ちてしまいます。
そのため孔の径は、梁せい(梁の高さ)の1/3以下に抑えます。1/2では大きすぎます。
梁せいとは?
梁の「高さ(上下方向の寸法)」のことです。梁せいが大きいほど、曲げに対して強い梁になります。
⭕(3)梁の側面のせき板は、コンクリートの圧縮強度が5N/mm²以上で取り外すことができる。
正しい記述です。梁の側面の型枠(せき板)は、コンクリートの圧縮強度が5N/mm²以上になれば取り外せます。
側面は重さを支える面ではないので、比較的早く外せます。
⭕(4)梁の幅止め筋は、コンクリート打設時にあばら筋(スターラップ)のはらみを防止する。
正しい記述です。幅止め筋は、コンクリートを流し込む(打設する)ときに、あばら筋(スターラップ)が外側へ膨らむのを防ぐ鉄筋です。
この問題のまとめ
この問題で誤っているのは(2)です。
梁貫通孔の径は、梁せいの1/3以下とします。
問15
分野:省エネ建築重要度 ★★☆
次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)建物の平面形状が長方形の場合、長辺が東西面となるように計画する。
(2)外壁面積に対する窓面積の比率を小さくする。
(3)外壁の色は、日射吸収率の小さい白色系とする。
(4)外壁の塗装には、太陽光の赤外線を反射し、建物の温度上昇の抑制に効果のある塗料を使用する。
答え・解説を見る
❌(1)建物の平面形状が長方形の場合、長辺が東西面となるように計画する。
「長辺が東西面となるように」が誤りです。東面と西面は、朝日や西日が低い角度で差しこむため、日射が入りやすく冷房の負担が増えます。
そこで建物の長辺は南北面に向け、東西面を小さくすると、冷房負荷を減らせます。
⭕(2)外壁面積に対する窓面積の比率を小さくする。
正しい記述です。窓は壁にくらべて熱が出入りしやすい場所です。
外壁に対する窓の面積の割合を小さくすると、熱の出入りが減って省エネになります。
⭕(3)外壁の色は、日射吸収率の小さい白色系とする。
正しい記述です。白色系の外壁は日射をよく反射する(日射吸収率が小さい)ため、壁の温度上昇を抑えられます。
⭕(4)外壁の塗装には、太陽光の赤外線を反射し、建物の温度上昇の抑制に効果のある塗料を使用する。
正しい記述です。太陽光の赤外線(熱になりやすい光)を反射する遮熱塗料を使うと、外壁の温度上昇を抑えられます。
この問題のまとめ
この問題で誤っているのは(1)です。
東西面を小さく(長辺は南北面)にして日射を減らします。
問16
分野:空調方式重要度 ★★☆
次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(2)床吹出し方式は、暖房運転時の居住域における垂直方向の温度差が大きい。
(3)定風量単一
ダクト方式は、各室で時刻別負荷変動パターンが異なる場合、各室間で温度のアンバランスが生じやすい。
(4)ファンコイルユニット・ダクト併用方式は、全空気方式に比べ、外気冷房の効果が得にくい。
答え・解説を見る
⭕(1)ペリメーター空気処理方式は、コールドドラフトの防止に有効である。
正しい記述です。ペリメーター空気処理方式は、窓ぎわ(ペリメーター)を集中的に空調する方式です。
窓で冷やされた空気が足もとへ降りてくる「コールドドラフト」を防ぐのに有効です。
コールドドラフトとは?
冬に、冷たい窓ガラスで冷やされた空気が、足もとへスーッと流れ落ちてくる現象です。窓ぎわが寒く感じる原因になります。
❌(2)床吹出し方式は、暖房運転時の居住域における垂直方向の温度差が大きい。
「温度差が大きい」が誤りです。床吹出し方式は、足もとの床から暖かい空気を出します。
暖かい空気は上へのぼっていくので、暖房時の足もとと頭の上下の温度差は、むしろ小さくなります。
床吹出し方式とは?
床に設けた吹出し口から空調した空気を出す方式です。人のいる足もとから空気が出るので、効率がよく、上下の温度ムラも少なくなります。
⭕(3)定風量単一ダクト方式は、各室で時刻別負荷変動パターンが異なる場合、各室間で温度のアンバランスが生じやすい。
正しい記述です。定風量単一ダクト方式は、すべての部屋へ同じ条件の空気を一定量送る方式です。
そのため、時間ごとの負荷の出方が部屋ごとに違うと、暑い部屋・寒い部屋の温度のアンバランスが生じやすくなります。
⭕(4)ファンコイルユニット・ダクト併用方式は、全空気方式に比べ、外気冷房の効果が得にくい。
正しい記述です。ファンコイルユニット・ダクト併用方式は、送る空気の量が全空気方式より少なめです。
そのため、涼しい外気をたくさん取り込む「外気冷房」の効果は得にくくなります。
この問題のまとめ
この問題で誤っているのは(2)です。
床吹出しは、暖房時の上下の温度差が小さくなります。
問17
分野:ゾーニング重要度 ★★☆
空調系統のゾーニングと、その分け方の組合せのうち、適当でないものはどれか。
(1)ペリメーターゾーン系統とインテリアゾーン系統 ― 空気清浄度別
(2)一般事務室系統と会議室系統 ― 使用時間別
(3)一般事務室系統とサーバー室系統 ― 温湿度条件別
(4)一般事務室系統と食堂系統 ― 負荷傾向別
答え・解説を見る
❌(1)ペリメーターゾーン系統とインテリアゾーン系統 ― 空気清浄度別
「空気清浄度別」が誤りです。ペリメーターゾーン(窓ぎわ)とインテリアゾーン(建物の内部)は、外気や日射の影響の受け方がまったく違います。
窓ぎわは外の暑さ寒さの影響を受け、内部は照明や人で年中冷房気味になります。だから分けるのは「負荷の傾向」が違うからで、空気の清浄度で分けるのではありません。
ペリメーターゾーン・インテリアゾーンとは?
ペリメーターゾーンは外壁や窓に近い「窓ぎわの区域」で、外の気温の影響を受けます。インテリアゾーンは建物の中心側の「内部区域」で、照明や人の発熱で一年中冷房が必要になりがちです。
⭕(2)一般事務室系統と会議室系統 ― 使用時間別
正しい記述です。一般事務室と会議室は、使う時間帯が違います。
そのため使用時間別に系統を分けると、使わない部屋の空調を止められて無駄がありません。
⭕(3)一般事務室系統とサーバー室系統 ― 温湿度条件別
正しい記述です。サーバー室は、機器を守るため温度・湿度を厳しく一定に保つ必要があります。
一般事務室とは求める条件が違うので、温湿度条件別に分けるのが適切です。
⭕(4)一般事務室系統と食堂系統 ― 負荷傾向別
正しい記述です。食堂は厨房の熱や食事時間に負荷が集中するなど、事務室とは負荷の出方が違います。
そのため負荷傾向別に分けるのが適切です。
この問題のまとめ
この問題で誤っているのは(1)です。
ペリメーター・インテリアの分け方は、負荷傾向別です。
問18
分野:負荷計算重要度 ★★★
次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)実効温度差は、地域、方位、時刻だけではなく壁体の断面構成によっても異なる。
(2)サッシからの隙間風負荷は、室内を正圧に保つことができる場合は見込まなくてよい。
(3)熱伝導率は、物質に固有な物性値であり、その単位はW/(m・K)である。
(4)
熱通過率は、壁体の構造が同じであれば、その表面における気流の速度には影響されない。
答え・解説を見る
⭕(1)実効温度差は、地域、方位、時刻だけではなく壁体の断面構成によっても異なる。
⭕(2)サッシからの隙間風負荷は、室内を正圧に保つことができる場合は見込まなくてよい。
正しい記述です。室内の気圧を外より高く(正圧に)保てれば、空気は中から外へ押し出されます。
すき間から外の空気が入りにくくなるので、すき間風の負荷は見込まなくてかまいません。
⭕(3)熱伝導率は、物質に固有な物性値であり、その単位はW/(m・K)である。
正しい記述です。熱伝導率は、その材料が熱を伝えやすいかどうかを表す、材料ごとに決まった値です。
単位はW/(m・K)で表します。
熱伝導率とは?
材料の中を熱がどれだけ伝わりやすいかを表す値です。金属は大きく(よく伝える)、断熱材は小さく(伝えにくい)なります。
❌(4)熱通過率は、壁体の構造が同じであれば、その表面における気流の速度には影響されない。
「気流の速度には影響されない」が誤りです。壁の表面に当たる空気の流れが速いほど、表面で熱がやりとりされやすくなります(表面熱伝達率が大きくなる)。
そのため、壁全体の熱の通しやすさを表す熱通過率も、気流の速度に影響されます。
熱通過率とは?
壁などをはさんで、片側からもう片側へ熱がどれだけ通り抜けやすいかを表す値です。値が小さいほど断熱性が高い壁ということになります。
この問題のまとめ
この問題で誤っているのは(4)です。
熱通過率は、表面に当たる気流の速度に影響されます。
問19
分野:自動制御重要度 ★★☆
次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)外気取入れダンパーは、空気調和機の運転開始時に一定時間を閉とする。
(2)CO₂濃度制御は、CO₂濃度センサーと外気ダンパーにより外気導入量を制御し、室内のCO₂濃度を設定した値にする。
(3)冷却塔の送風機は、外気温度により二位置制御とする。
(4)
冷凍機の台数制御は、運転時間や運転回数が均等となるようにローテーションを行う。
答え・解説を見る
⭕(1)外気取入れダンパーは、空気調和機の運転開始時に一定時間を閉とする。
正しい記述です。空調機の運転を始めた直後は、まず室内の温度を整えたいので、外気をすぐには入れません。
そのため外気取入れダンパーを、一定時間だけ閉じておきます。
⭕(2)CO₂濃度制御は、CO₂濃度センサーと外気ダンパーにより外気導入量を制御し、室内のCO₂濃度を設定した値にする。
正しい記述です。CO₂濃度センサーで室内の二酸化炭素の濃さを測り、外気ダンパーの開き具合を調整します。
これで必要な分だけ外気を取り入れ、室内のCO₂濃度を設定値に保ちます。
❌(3)冷却塔の送風機は、外気温度により二位置制御とする。
⭕(4)冷凍機の台数制御は、運転時間や運転回数が均等となるようにローテーションを行う。
正しい記述です。冷凍機を複数台運転するときは、特定の1台ばかり使うと早く傷んでしまいます。
そこで運転時間や回数が均等になるよう、使う機械をローテーションします。
この問題のまとめ
この問題で誤っているのは(3)です。
冷却塔の送風機は、冷却水の出口温度で制御します。
問20
分野:コージェネレーション重要度 ★★☆
次の記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)コージェネレーションシステムの発電システムは、所定の条件を満たせば消防法における非常電源として兼用が可能である。
(2)コージェネレーションシステムは、排熱を高温から低温に向けて順次多段階に活用するカスケード利用を行うように配慮する。
(3)受電並列運転(系統連系)は、コージェネレーションシステムによる電力と商用電力を接続し、一体的に供給する方式である。
(4)燃料電池を用いるコージェネレーションシステムは、原動機を用いるコージェネレーションシステムと比べて発電効率が低い。
答え・解説を見る
⭕(1)コージェネレーションシステムの発電システムは、所定の条件を満たせば消防法における非常電源として兼用が可能である。
正しい記述です。コージェネレーションの発電装置は、所定の条件を満たせば、消防法上の非常電源として兼用できます。
コージェネレーションシステムとは?
発電するときに出る熱(排熱)も、給湯や暖房などに利用する仕組みです。電気と熱の両方を使うことで、エネルギーを無駄なく活用できます。
⭕(2)コージェネレーションシステムは、排熱を高温から低温に向けて順次多段階に活用するカスケード利用を行うように配慮する。
正しい記述です。排熱は、温度の高いものから順番に使うと無駄がありません。
高温の熱→中温→低温と、滝のように段階的に使うことをカスケード利用といいます。
カスケード利用とは?
排熱を、温度の高い用途から低い用途へと、段階的に使い切ることです。滝(カスケード)のように上から下へ順番に利用するイメージです。
⭕(3)受電並列運転(系統連系)は、コージェネレーションシステムによる電力と商用電力を接続し、一体的に供給する方式である。
正しい記述です。受電並列運転(系統連系)は、自分で発電した電力と、電力会社からの商用電力をつなぎ、一体で建物に供給する方式です。
❌(4)燃料電池を用いるコージェネレーションシステムは、原動機を用いるコージェネレーションシステムと比べて発電効率が低い。
「発電効率が低い」が誤りです。燃料電池は、燃料を燃やさずに化学反応で直接電気を取り出します。
そのため、ガスエンジンなど原動機を回して発電する方式より、発電効率は高くなります。
燃料電池とは?
水素と酸素を化学反応させて、直接電気をつくる装置です。燃やさないので効率がよく、発電時に出るのは主に水で、環境にもやさしい仕組みです。
この問題のまとめ
この問題で誤っているのは(4)です。
燃料電池のコージェネは、原動機式より発電効率が高くなります。
この10問の要点(直前チェック用)
- 問11:PF管どうしは、カップリングで接続する(直接接続は不可)
- 問12:直入れ始動の始動電流は、定格電流の6〜7倍程度
- 問13:かぶり厚さは、最も外側の鉄筋(帯筋など)の表面から測る
- 問14:梁貫通孔の径は、梁せいの1/3以下
- 問15:東西面を小さく(長辺は南北面)にして日射を減らす
- 問16:床吹出しは、暖房時の上下の温度差が小さい
- 問17:ペリメーター・インテリアの分け方は、負荷傾向別
- 問18:熱通過率は、表面に当たる気流の速度に影響される
- 問19:冷却塔の送風機は、冷却水の出口温度で制御する
- 問20:燃料電池のコージェネは、原動機式より発電効率が高い
NEXT STEP
次の一歩を、選ぼう。
“これから合格”する人も、“資格を活かす”人も 👇
独学のムダ、減らしませんか?
スマホ完結のeラーニングで、“出るところ”だけを効率よく対策できます。
✓出題傾向を分析した映像講義
✓スマホ・PCでスキマ学習
✓疑問は講師が無料でサポート
\ 30日間、全額返金保証! /
講座を見てみる →
受講生25万人突破・スマホ完結
経験を、年収アップに。
経験・資格をもっと評価する職場へ。応募が前提でなくてもOKです。
✓建設・施工管理に特化
✓キャリアのプロが無料で相談
✓年収も働き方もまとめて相談
\ 施工管理特化のプロが無料サポート /
無料で適正年収を聞く →
在職中OK・完全無料・相談だけでも可