この記事で分かること

令和元年度(後期)2級管工事施工管理技士「学科試験」の問題No.31〜40を、選択肢ごとに⭕❌でやさしく解説します。施工管理法の分野です。正答は公式の正答肢で確認済みです。

問31

分野:施工管理法(工程管理)重要度 ★★☆

工程表に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)横線式工程表には、ガントチャートとバーチャートがある。
(2)曲線式工程表は、上方許容限界曲線と下方許容限界曲線とで囲まれた形からS字曲線とも呼ばれる。
(3)作業内容を矢線で表示するネットワーク工程表は、アロー型ネットワーク工程表と呼ばれる。
(4)タクト工程表は、同一作業が繰り返される工事を効率的に行うために用いられる。
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正解

(2)が誤り
📘 バナナ曲線とは?

工事の出来高(進み具合)の予定を曲線で表したものを予定進度曲線といい、ふつうはS字(Sカーブ)になります。

この予定進度に対して、「これ以上早くても遅くてもいけない」という上限・下限の許容範囲を上下2本の曲線で示したものバナナ曲線です(バナナのような形)。「S字曲線」とは別物なので誤りです。

⭕(1)横線式工程表には、ガントチャートとバーチャートがある。

正しい。横線式工程表には、ガントチャートとバーチャートがあります。

❌(2)曲線式工程表は、上方許容限界曲線と下方許容限界曲線とで囲まれた形からS字曲線とも呼ばれる。

これが誤り。上方・下方の許容限界曲線で囲まれた形は、その形から「バナナ曲線」と呼ばれます。「S字曲線」は予定進度曲線そのものの形なので、誤りです。

⭕(3)作業内容を矢線で表示するネットワーク工程表は、アロー型ネットワーク工程表と呼ばれる。

正しい。作業を矢線(矢印)で表すネットワーク工程表は、アロー型ネットワーク工程表です。

⭕(4)タクト工程表は、同一作業が繰り返される工事を効率的に行うために用いられる。

正しい。タクト工程表は、同じ作業が繰り返される工事を効率よく行うために用います。

問32

分野:施工管理法(品質管理)重要度 ★★☆

品質を確認するための検査に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)コンクリートの圧縮強度は、抜取検査で確認する。
(2)埋設排水配管の勾配は、抜取検査で確認する。
(3)抜取検査は、全数検査と比較して、検査費用が安くなる。
(4)抜取検査では、ロットとして、合格、不合格が判定される。
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正解

(2)が誤り
📘 全数検査と抜取検査とは?

全数検査はすべてを一つ残らず調べる方法、抜取検査は一部(サンプル)を抜き取って調べる方法です。抜取のほうが安く早いですが、すべては確認できません。

埋設排水配管の勾配は、間違うと水が流れず詰まるので、すべてを確認する全数検査で行います。だから「抜取検査で確認する」は誤りです。

⭕(1)コンクリートの圧縮強度は、抜取検査で確認する。

正しい。コンクリートの圧縮強度は、代表を取り出して調べる抜取検査で確認します。

❌(2)埋設排水配管の勾配は、抜取検査で確認する。

これが誤り。埋設排水配管の勾配は、水がきちんと流れるかにかかわる大切な部分なので、全数検査で確認します。「抜取検査」は誤りです。

⭕(3)抜取検査は、全数検査と比較して、検査費用が安くなる。

正しい。抜取検査は一部だけを調べるので、全数検査より検査費用が安くなります。

⭕(4)抜取検査では、ロットとして、合格、不合格が判定される。

正しい。抜取検査では、ロット(まとまり)単位で合格・不合格を判定します。

問33

分野:施工管理法(安全管理)重要度 ★★☆

建設工事における安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)既設汚水ピット内で作業を行う際は、酸素濃度が15%以上であることを確認する。
(2)既設汚水ピット内で作業を行う際は、酸素濃度のほか、硫化水素濃度も確認する。
(3)ツールボックスミーティングでは、当該作業における安全等について、短時間の話し合いが行われる。
(4)ツールボックスミーティングは、作業開始前だけでなく、必要に応じて、昼食後の作業再開時や作業切替え時に行われることもある。
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正解

(1)が誤り
📘 酸素欠乏の基準(18%)とは?

空気中の酸素は通常約21%です。酸素濃度が下がると、めまいや意識障害を起こし、命に関わります。これを酸素欠乏(酸欠)といいます。

労働安全衛生の基準では、作業場所の酸素濃度は18%以上を確保しなければなりません。汚水ピットなど酸欠の危険がある場所では、必ず18%以上を確認します。「15%以上」は基準を下回り誤りです。

❌(1)既設汚水ピット内で作業を行う際は、酸素濃度が15%以上であることを確認する。

これが誤り。酸素欠乏を防ぐ基準は、酸素濃度が18%以上であることです。「15%以上」では低すぎて危険なので誤りです。

⭕(2)既設汚水ピット内で作業を行う際は、酸素濃度のほか、硫化水素濃度も確認する。

正しい。汚水ピット内は硫化水素の危険もあるので、酸素濃度に加え硫化水素濃度も確認します。

⭕(3)ツールボックスミーティングでは、当該作業における安全等について、短時間の話し合いが行われる。

正しい。ツールボックスミーティング(TBM)は、その作業の安全などについて短時間の話し合いをします。

⭕(4)ツールボックスミーティングは、作業開始前だけでなく、必要に応じて、昼食後の作業再開時や作業切替え時に行われることもある。

正しい。TBMは、作業開始前のほか、昼食後や作業切替え時にも行われることがあります。

問34

分野:施工管理法(機器据付け)重要度 ★★☆

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)汚物用水中モーターポンプは、点検や引上げに支障がないように、点検用マンホールの真下近くに設置する。
(2)送風機やポンプの防振基礎に取り付ける防振材は、機器の固有振動数、回転数、荷重等を考慮して選定する。
(3)壁掛け小便器を軽量鉄骨ボード壁に取り付ける場合、小便器のバックハンガーは、下地材を避けて仕上げボードにビス止めする。
(4)冷却塔を屋上に設置する場合の設置位置は、煙突からの煙を吸い込まないように、煙突頂部から離れた位置とする。
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正解

(3)が誤り
📘 壁掛け器具の下地固定とは?

壁に掛ける小便器などは重さがあるので、しっかり支える必要があります。石こうボードなどの仕上げボードだけにビス止めすると、重みで外れてしまいます

そのため、壁の中の下地材(補強材)に固定します。バックハンガー(掛け金具)を下地材に留めることで、重さに耐えられます。「下地材を避けて仕上げボードにビス止め」は誤りです。

⭕(1)汚物用水中モーターポンプは、点検や引上げに支障がないように、点検用マンホールの真下近くに設置する。

正しい。汚物用水中ポンプは、点検や引上げがしやすいよう点検用マンホールの真下近くに設置します。

⭕(2)送風機やポンプの防振基礎に取り付ける防振材は、機器の固有振動数、回転数、荷重等を考慮して選定する。

正しい。防振材は、機器の固有振動数・回転数・荷重などを考えて選びます。

❌(3)壁掛け小便器を軽量鉄骨ボード壁に取り付ける場合、小便器のバックハンガーは、下地材を避けて仕上げボードにビス止めする。

これが誤り。壁掛け小便器を支えるバックハンガーは、重さに耐えるよう下地材(補強材)にしっかり固定します。「下地材を避けて仕上げボードにビス止め」では重さに耐えられず外れるので誤りです。

⭕(4)冷却塔を屋上に設置する場合の設置位置は、煙突からの煙を吸い込まないように、煙突頂部から離れた位置とする。

正しい。冷却塔は、煙突の煙を吸い込まないよう煙突頂部から離れた位置に設置します。

問35

分野:施工管理法(機器据付け)重要度 ★★☆

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)直焚き式の吸収冷温水機は、振動の振幅が大きいため、一般的に、防振基礎に据え付ける。
(2)パッケージ形空気調和機を室内の床上に設置する場合、前面に1m程度の保守スペースを確保する。
(3)小型温水ボイラーをボイラー室内に設置する場合、ボイラー側面からボイラー室の壁面までの距離は450mm以上とする。
(4)送風機やポンプのコンクリート基礎をあと施工する場合、当該コンクリート基礎は、ダボ鉄筋等で床スラブと一体化する。
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正解

(1)が誤り
📘 吸収冷温水機と防振基礎とは?

防振基礎は、機器の振動が床や建物に伝わるのを防ぐ基礎で、振動の大きい機器(往復動の冷凍機やポンプなど)に使います。

吸収冷温水機は、熱で動かす機器で回転部が少なく振動が小さいので、防振基礎は不要です。「振動の振幅が大きいため防振基礎に据える」は前提が誤りです。

❌(1)直焚き式の吸収冷温水機は、振動の振幅が大きいため、一般的に、防振基礎に据え付ける。

これが誤り。吸収冷温水機は回転部分が少なく、運転時の振動は小さい機器です。防振基礎は不要で、ふつうのコンクリート基礎に据え付けます。「振動の振幅が大きいため防振基礎」は誤りです。

⭕(2)パッケージ形空気調和機を室内の床上に設置する場合、前面に1m程度の保守スペースを確保する。

正しい。パッケージ形空調機は、点検のため前面に1m程度の保守スペースを確保します。

⭕(3)小型温水ボイラーをボイラー室内に設置する場合、ボイラー側面からボイラー室の壁面までの距離は450mm以上とする。

正しい。小型温水ボイラーの側面から壁面までは、450mm以上あけて保守できるようにします。

⭕(4)送風機やポンプのコンクリート基礎をあと施工する場合、当該コンクリート基礎は、ダボ鉄筋等で床スラブと一体化する。

正しい。あと施工の基礎は、ダボ鉄筋などで床スラブと一体化して、ずれや転倒を防ぎます。

問36

分野:施工管理法(配管施工)重要度 ★★☆

配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)帯のこ盤は、硬質塩化ビニルライニング鋼管の切断に使用できる。
(2)一般配管用ステンレス鋼管の管継手には、メカニカル形、ハウジング形等がある。
(3)給湯配管の熱伸縮の吸収には、フレキシブルジョイントを使用する。
(4)絶縁フランジ接合は、鋼管とステンレス鋼管を接続する場合等に用いられる。
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正解

(3)が誤り
📘 フレキシブルジョイントと伸縮管継手とは?

フレキシブルジョイントは、ポンプの振動や地震による配管のずれ(変位)を吸収する、曲がる継手です。防振・耐震のために使います。

一方、お湯などの温度変化による配管の伸び縮み(熱伸縮)を吸収するのは「伸縮管継手」です。役割が違うので、「給湯配管の熱伸縮の吸収にフレキシブルジョイントを使用」は誤りです。

⭕(1)帯のこ盤は、硬質塩化ビニルライニング鋼管の切断に使用できる。

正しい。帯のこ盤は、硬質塩化ビニルライニング鋼管の切断に使えます。

⭕(2)一般配管用ステンレス鋼管の管継手には、メカニカル形、ハウジング形等がある。

正しい。一般配管用ステンレス鋼管の管継手には、メカニカル形やハウジング形などがあります。

❌(3)給湯配管の熱伸縮の吸収には、フレキシブルジョイントを使用する。

これが誤り。給湯配管の熱による伸び縮み(熱伸縮)を吸収するのは「伸縮管継手」です。フレキシブルジョイントは振動や変位を吸収するもので、用途が違うので誤りです。

⭕(4)絶縁フランジ接合は、鋼管とステンレス鋼管を接続する場合等に用いられる。

正しい。絶縁フランジ接合は、鋼管とステンレス鋼管など異種金属をつなぐとき、電食を防ぐために用います。

問37

分野:施工管理法(配管施工)重要度 ★★☆

配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)飲料用の受水タンクの水抜管は、雑排水系統の排水管に直接接続する。
(2)排水横枝管から取り出した通気管は、その排水系統の最も高い位置にある衛生器具のあふれ縁から150mm以上上方で横走りさせ、通気立て管に接続する。
(3)各階で排水が合流する排水立て管において、排水立て管の各階の管径は、排水立て管最下部の管径と同一とする。
(4)敷地内(車両通行部を除く。)に給水管を埋設する場合、埋設深さ(土かぶり)は、一般的に、300mm以上とする。
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正解

(1)が誤り
📘 間接排水とは?

飲料用の受水タンクの水抜管やオーバーフロー管を、排水管に直接つなぐと、下水のにおいや汚水が逆流して、きれいな水を汚す恐れがあります。

そこで、排水口との間にすき間(排水口空間)をあけて受ける「間接排水」にします。だから「水抜管を雑排水系統の排水管に直接接続する」は誤りです。

❌(1)飲料用の受水タンクの水抜管は、雑排水系統の排水管に直接接続する。

これが誤り。飲料用受水タンクの水抜管は、汚染を防ぐため排水管に直接接続してはいけません。すき間をあけた間接排水にします。「直接接続する」は誤りです。

⭕(2)排水横枝管から取り出した通気管は、その排水系統の最も高い位置にある衛生器具のあふれ縁から150mm以上上方で横走りさせ、通気立て管に接続する。

正しい。通気管は、最も高い器具のあふれ縁から150mm以上上方で横走りさせ、通気立て管に接続します。

⭕(3)各階で排水が合流する排水立て管において、排水立て管の各階の管径は、排水立て管最下部の管径と同一とする。

正しい。排水立て管の各階の管径は、最下部の管径と同じ(同一管径)にします。

⭕(4)敷地内(車両通行部を除く。)に給水管を埋設する場合、埋設深さ(土かぶり)は、一般的に、300mm以上とする。

正しい。敷地内(車両通行部を除く)の給水管の埋設深さは、一般的に300mm以上とします。

問38

分野:施工管理法(ダクト施工)重要度 ★★☆

ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)建物の外壁に設置する給排気ガラリの面風速は、騒音の発生や雨水の浸入を考慮して決定する。
(2)送風機のダクト接続に使用するたわみ継手は、送風機の振動をダクトに伝えないために用いる。
(3)ダクト内を流れる風量が同一の場合、ダクトの断面寸法を小さくすると、必要となる送風動力は小さくなる。
(4)ダクトに設けるリブ補強は、ダクトの変形や、騒音及び振動の発生を防止するために設ける。
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正解

(3)が誤り
📘 ダクトの断面寸法と送風動力とは?

同じ風量の空気を通す場合、ダクトの断面を小さくすると、その中を通る風の速さ(風速)が速くなります。速く流れるほど、摩擦による抵抗(圧力損失)が大きくなります。

抵抗が大きいと、それに打ち勝つために送風機の動力(送風動力)も大きく必要になります。だから「断面を小さくすると送風動力は小さくなる」は逆で誤りです。

⭕(1)建物の外壁に設置する給排気ガラリの面風速は、騒音の発生や雨水の浸入を考慮して決定する。

正しい。外壁の給排気ガラリの面風速は、騒音や雨水の浸入を考えて決めます。

⭕(2)送風機のダクト接続に使用するたわみ継手は、送風機の振動をダクトに伝えないために用いる。

正しい。たわみ継手は、送風機の振動をダクトへ伝えないために用います。

❌(3)ダクト内を流れる風量が同一の場合、ダクトの断面寸法を小さくすると、必要となる送風動力は小さくなる。

これが誤り。断面寸法を小さくすると、同じ風量を通すには風速が上がり、圧力損失(抵抗)が増えるので、必要な送風動力は大きくなります。「小さくなる」は逆で誤りです。

⭕(4)ダクトに設けるリブ補強は、ダクトの変形や、騒音及び振動の発生を防止するために設ける。

正しい。リブ補強は、ダクトの変形や騒音・振動の発生を防ぐために設けます。

問39

分野:施工管理法(ダクト施工)重要度 ★★☆

ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)コーナーボルト工法ダクトの板厚は、ダクトの寸法が同一の場合、アングルフランジ工法ダクトの板厚より薄い板厚としてよい。
(2)フレキシブルダクトは、気密に、かつ、有効断面積を損なわないように取り付ける。
(3)消音エルボや消音チャンバーの内貼り吸音材には、一般的に、グラスウール保温材が用いられる。
(4)防火ダンパを天井内に設ける場合、保守点検が容易に行える位置に天井点検口を設ける。
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正解

(1)が誤り
📘 コーナーボルト工法の板厚とは?

ダクトの接合方法には、山形鋼を別に付けるアングルフランジ工法と、板の端を折り曲げてフランジにするコーナーボルト工法(共板・スライドオン)があります。

ダクトの板厚は、寸法が同じならどちらの工法でも同じ板厚を使います。コーナーボルト工法だからといって薄くしてよいわけではないので、「薄い板厚としてよい」は誤りです。

❌(1)コーナーボルト工法ダクトの板厚は、ダクトの寸法が同一の場合、アングルフランジ工法ダクトの板厚より薄い板厚としてよい。

これが誤り。コーナーボルト工法ダクトの板厚は、寸法が同じならアングルフランジ工法と同じ板厚とします。「薄い板厚としてよい」は誤りです。

⭕(2)フレキシブルダクトは、気密に、かつ、有効断面積を損なわないように取り付ける。

正しい。フレキシブルダクトは、空気がもれず(気密)、断面をつぶさない(有効断面積を損なわない)ように取り付けます。

⭕(3)消音エルボや消音チャンバーの内貼り吸音材には、一般的に、グラスウール保温材が用いられる。

正しい。消音エルボや消音チャンバーの内貼り吸音材には、一般的にグラスウール保温材が使われます。

⭕(4)防火ダンパを天井内に設ける場合、保守点検が容易に行える位置に天井点検口を設ける。

正しい。天井内の防火ダンパは、点検できるよう保守点検が容易な位置に天井点検口を設けます。

問40

分野:施工管理法(保温・塗装)重要度 ★★☆

保温、防露及び塗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)ロックウール保温材は、グラスウール保温材に比べて、使用できる最高温度が低い。
(2)防火区画を貫通する不燃材料の配管に保温が必要な場合、当該貫通部の保温にはロックウール保温材を使用する。
(3)鋼管のねじ接合における余ねじ部及びパイプレンチ跡には、防錆塗料を塗布する。
(4)塗装は塗料の乾燥に適した環境で行い、溶剤による中毒を起こさないように換気を行う。
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正解

(1)が誤り
📘 ロックウールとグラスウールの耐熱性とは?

ロックウール(岩綿)は岩石を溶かして繊維にしたもので、耐熱性が高く、使用できる最高温度が高いです。だから高温の配管や防火区画の貫通部に使われます。

一方グラスウール(ガラス繊維)は、ロックウールより使用最高温度が低めです。だから「ロックウールの方が最高温度が低い」は逆で誤りです。

❌(1)ロックウール保温材は、グラスウール保温材に比べて、使用できる最高温度が低い。

これが誤り。ロックウール(岩綿)は耐熱性が高く、使用できる最高温度はグラスウールより高いです。「低い」は逆で誤りです。

⭕(2)防火区画を貫通する不燃材料の配管に保温が必要な場合、当該貫通部の保温にはロックウール保温材を使用する。

正しい。防火区画の貫通部の保温には、燃えない(不燃の)ロックウール保温材を使います。

⭕(3)鋼管のねじ接合における余ねじ部及びパイプレンチ跡には、防錆塗料を塗布する。

正しい。ねじ接合の余ねじ部やパイプレンチ跡(きず)には、さびを防ぐ防錆塗料を塗ります。

⭕(4)塗装は塗料の乾燥に適した環境で行い、溶剤による中毒を起こさないように換気を行う。

正しい。塗装は乾燥に適した環境で行い、溶剤中毒を防ぐため換気をします。

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