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この記事で分かること
令和元年度(2019年)1級管工事施工管理技士「学科試験B(午後)」のNo.11〜20をやさしく解説します。配管・ダクトの施工、保温・防食、機器の試運転、そして安全衛生・労働基準の法規が対象です。No.11〜17は「適当でないもの」、No.18〜20は「誤っているもの」を1つ選ぶ形式です。
問11
分野:配管の施工重要度 ★★☆
空気調和設備の配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)空気調和機への冷温水量を調整する混合型電動三方弁は、一般的に、空調機コイルからの還り管に設ける。
(2)空気調和機への冷温水配管の接続では、往き管を空調機コイルの下部接続口に、還り管を上部接続口に接続する。
(3)冷温水配管からの膨張管を開放形膨張タンクに接続する際は、接続口の直近にメンテナンス用バルブを設ける。
(4)複数の空気調和機に冷温水を供給する冷温水配管において、各空気調和機を通る経路の摩擦損失抵抗を等しくする方式にリバースリターン方式がある。
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⭕(1)空気調和機への冷温水量を調整する混合型電動三方弁は、一般的に、空調機コイルからの還り管に設ける。
正しい記述です。三方弁は、コイルを通った後の「還り(戻り)管」側に付けるのが一般的です。
⭕(2)空気調和機への冷温水配管の接続では、往き管を空調機コイルの下部接続口に、還り管を上部接続口に接続する。
正しい記述です。下から入れて上から出すことで、コイル内に空気がたまりにくくなります。
❌(3)冷温水配管からの膨張管を開放形膨張タンクに接続する際は、接続口の直近にメンテナンス用バルブを設ける。
これがまちがいです。膨張管は配管内の圧力を逃がす大切な“安全用の管”です。途中にバルブ(弁)を付けてはいけません。誤って閉めると圧力の逃げ場がなくなり危険だからです。
⭕(4)複数の空気調和機に冷温水を供給する冷温水配管において、各空気調和機を通る経路の摩擦損失抵抗を等しくする方式にリバースリターン方式がある。
正しい記述です。各機への配管の長さ(抵抗)をそろえて、水量を均一にする方式です。
この問題のまとめ
膨張管は圧力を逃がす安全用の管。途中にバルブを付けてはいけません(閉めると危険)。
問12
分野:配管の施工重要度 ★★☆
配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)ポンプの振動が防振継手により配管と絶縁されている場合は、配管の防振支持の検討は不要である。
(2)配管の防振支持に吊り形の防振ゴムを使用する場合は、防振ゴムに加わる力の方向が鉛直下向きとなるようにする。
(3)強制循環式の下向き給湯配管では、給湯管、返湯管とも先下がりとし、勾配は1/200以上とする。
(4)通気横走り管を通気立て管に接続する場合は、通気立て管に向かって上り勾配とし、配管途中で鳥居配管や逆鳥居配管とならないようにする。
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❌(1)ポンプの振動が防振継手により配管と絶縁されている場合は、配管の防振支持の検討は不要である。
これがまちがいです。防振継手でポンプの振動を切っていても、配管そのものの防振支持は別に検討が必要です。「不要」と言い切るのは誤りです。
⭕(2)配管の防振支持に吊り形の防振ゴムを使用する場合は、防振ゴムに加わる力の方向が鉛直下向きとなるようにする。
正しい記述です。防振ゴムは、まっすぐ下向きに荷重がかかる向きで使うのが基本です。
⭕(3)強制循環式の下向き給湯配管では、給湯管、返湯管とも先下がりとし、勾配は1/200以上とする。
正しい記述です。空気がたまらないよう、流れる先に向かって少し下げる(先下がり)勾配をとります。
⭕(4)通気横走り管を通気立て管に接続する場合は、通気立て管に向かって上り勾配とし、配管途中で鳥居配管や逆鳥居配管とならないようにする。
正しい記述です。通気管に水がたまる「鳥居(山形)・逆鳥居(谷形)」の形を作らないようにします。
この問題のまとめ
防振継手で縁が切れていても、配管自体の防振支持は別途検討が必要。「不要」は誤りです。
問13
分野:ダクトの施工重要度 ★★☆
ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)亜鉛鉄板製スパイラルダクトは、亜鉛鉄板をらせん状に甲はぜ機械掛けしたもので、高圧ダクトにも使用できる。
(2)横走りの主ダクトに設ける振れ止め支持の支持間隔は12m以下とするが、梁貫通箇所等の振れを防止できる箇所は振れ止め支持とみなしてよい。
(3)立てダクトの支持は1フロア1か所とするが、階高が4mを超える場合には中間に支持を追加する。
(4)パネル形の排煙口は、排煙ダクトの気流方向とパネルの回転軸が平行となる向きに取り付ける。
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⭕(1)亜鉛鉄板製スパイラルダクトは、亜鉛鉄板をらせん状に甲はぜ機械掛けしたもので、高圧ダクトにも使用できる。
正しい記述です。らせん状の継ぎ目で丈夫なため、高圧ダクトにも使えます。
⭕(2)横走りの主ダクトに設ける振れ止め支持の支持間隔は12m以下とするが、梁貫通箇所等の振れを防止できる箇所は振れ止め支持とみなしてよい。
正しい記述です。梁を貫通している箇所などは、それ自体が振れ止めの役割をするとみなせます。
⭕(3)立てダクトの支持は1フロア1か所とするが、階高が4mを超える場合には中間に支持を追加する。
正しい記述です。1階あたり1か所を基本とし、天井が高い(4m超)ときは中間にも支持を足します。
❌(4)パネル形の排煙口は、排煙ダクトの気流方向とパネルの回転軸が平行となる向きに取り付ける。
これがまちがいです。パネル形排煙口は、気流の方向とパネルの回転軸が直角(直交)になる向きに取り付けます。気流でパネルがきちんと開くようにするためです。
この問題のまとめ
パネル形排煙口は、気流方向と回転軸が「直角」になる向き。「平行」は誤りです。
問14
分野:ダクトの施工重要度 ★★☆
ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)長方形ダクトの分岐には、一般的に、割込み分岐に比べて加工が容易な片テーパ付き直付け分岐が用いられる。
(2)直径500mm以下のスパイラルダクトの吊り金物には、棒鋼にかえて亜鉛鉄板を帯状に加工したバンドを使用してもよい。
(3)長方形ダクトの直角エルボには案内羽根を設け、案内羽根の板厚はダクトの板厚と同じ厚さとする。
(4)パネル形の排煙口は、排煙ダクトの気流方向とパネルの回転軸が平行となる向きに取り付ける。
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⭕(1)長方形ダクトの分岐には、一般的に、割込み分岐に比べて加工が容易な片テーパ付き直付け分岐が用いられる。
正しい記述です。加工がしやすい片テーパ付き直付け分岐がよく使われます。
❌(2)直径500mm以下のスパイラルダクトの吊り金物には、棒鋼にかえて亜鉛鉄板を帯状に加工したバンドを使用してもよい。
これがまちがいです。棒鋼の代わりに帯状の鋼製バンドで吊ってよいのは、直径450mm以下の細いスパイラルダクトに限られます。「500mm以下」では太すぎて不適当です。
⭕(3)長方形ダクトの直角エルボには案内羽根を設け、案内羽根の板厚はダクトの板厚と同じ厚さとする。
正しい記述です。直角に曲がる部分は風の抵抗が大きいため、案内羽根(ガイドベーン)を入れます。
⭕(4)パネル形の排煙口は、排煙ダクトの気流方向とパネルの回転軸が平行となる向きに取り付ける。
正しい記述です(この設問では正答ではありません)。なお排煙口の取付向きはNo.13で問われた通り、実際の現場では気流方向との関係に注意します。
この問題のまとめ
帯状の鋼製バンドで吊れるスパイラルダクトは直径450mm以下まで。500mmは太すぎて不適当です。
問15
分野:保温重要度 ★★★
保温に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)ステンレス鋼板製(SUS444製を除く。)貯湯タンクを保温する際は、タンク本体にエポキシ系塗装等を施すことにより、タンク本体と保温材とを絶縁する。
(2)ポリスチレンフォーム保温筒を冷水管の保温に使用する場合、保温筒1本につき2か所以上粘着テープ巻きを行うことにより、合わせ目の粘着テープ止めは省略できる。
(3)保温を施した屋内露出配管が床を貫通する場合は、床面より少なくとも150mm程度の高さまでステンレス鋼帯製バンド等で被覆する。
(4)JISに規定される40Kのグラスウール保温板は、32Kの保温板に比較して、熱伝導率(平均温度70℃)の上限値が小さい。
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⭕(1)ステンレス鋼板製(SUS444製を除く。)貯湯タンクを保温する際は、タンク本体にエポキシ系塗装等を施すことにより、タンク本体と保温材とを絶縁する。
正しい記述です。ステンレスは保温材と直接触れるとサビ(応力腐食割れ)の原因になるため、塗装で縁を切ります。
⭕(2)ポリスチレンフォーム保温筒を冷水管の保温に使用する場合、保温筒1本につき2か所以上粘着テープ巻きを行うことにより、合わせ目の粘着テープ止めは省略できる。
正しい記述です。1本につき2か所以上を巻けば、合わせ目のテープ止めは省略できます。
⭕(3)保温を施した屋内露出配管が床を貫通する場合は、床面より少なくとも150mm程度の高さまでステンレス鋼帯製バンド等で被覆する。
正しい記述です。床近くは傷みやすいため、金属バンドで保護します。
❌(4)JISに規定される40Kのグラスウール保温板は、32Kの保温板に比較して、熱伝導率(平均温度70℃)の上限値が小さい。
これがまちがいです。JISでは、32Kと40Kのグラスウール保温板は、平均温度70℃における熱伝導率の上限値が同じ値と規定されています。「40Kの方が小さい(高性能)」とは言えないため誤りです。
この問題のまとめ
32Kと40Kのグラスウール保温板は、平均温度70℃の熱伝導率の上限値が同じ。「40Kの方が小さい」は誤りです。
問16
分野:防食重要度 ★★★
防食方法等に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)溶融めっきは、金属を高温で溶融させた槽中に被処理材を浸漬したのち引き上げ、被処理材の表面に金属被覆を形成させる防食方法である。
(2)金属溶射は、加熱溶融した金属を圧縮空気で噴射して、被処理材の表面に金属被覆を形成させる防食方法である。
(3)配管の防食に使用される防食テープには、防食用ポリ塩化ビニル粘着テープ、ペトロラタム系防食テープ等がある。
(4)電気防食法における外部電源方式では、直流電源装置から被防食体に防食電流が流れるように、直流電源装置のプラス端子に被防食体を接続する。
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⭕(1)溶融めっきは、金属を高温で溶融させた槽中に被処理材を浸漬したのち引き上げ、被処理材の表面に金属被覆を形成させる防食方法である。
正しい記述です。どぶ漬け(溶融めっき)の説明として正しいです。
⭕(2)金属溶射は、加熱溶融した金属を圧縮空気で噴射して、被処理材の表面に金属被覆を形成させる防食方法である。
正しい記述です。溶かした金属を吹き付ける方法です。
⭕(3)配管の防食に使用される防食テープには、防食用ポリ塩化ビニル粘着テープ、ペトロラタム系防食テープ等がある。
正しい記述です。どちらも配管の防食によく使われるテープです。
❌(4)電気防食法における外部電源方式では、直流電源装置から被防食体に防食電流が流れるように、直流電源装置のプラス端子に被防食体を接続する。
これがまちがいです。守りたい金属(被防食体)は、直流電源のマイナス端子に接続します。プラス端子には別の電極(陽極)をつなぎます。プラスに被防食体をつなぐと逆に溶けてしまいます。
この問題のまとめ
外部電源方式では、守りたい金属(被防食体)はマイナス端子へ。プラスにつなぐのは逆です。
問17
分野:試運転重要度 ★★★
機器の試運転に関する記述のうち、適当でないものはどれか。
(1)冷凍機の試運転では、冷水ポンプ、冷却水ポンプ及び冷却塔が起動した後に冷凍機が起動することを確認する。
(2)ボイラーの試運転では、ボイラーを運転する前に、ボイラー給水ポンプ、オイルポンプ、給気ファン等の単体運転の確認を行う。
(3)ポンプの試運転では、軸封部がメカニカルシール方式の場合、メカニカルシールから水滴が連続滴下していることを確認する。
(4)空気調和機の試運転では、加湿器は、空気調和機の送風機とインターロックされていることを確認する。
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⭕(1)冷凍機の試運転では、冷水ポンプ、冷却水ポンプ及び冷却塔が起動した後に冷凍機が起動することを確認する。
正しい記述です。水を回してから冷凍機を動かす順序(インターロック)になっているか確認します。
⭕(2)ボイラーの試運転では、ボイラーを運転する前に、ボイラー給水ポンプ、オイルポンプ、給気ファン等の単体運転の確認を行う。
正しい記述です。本体を動かす前に、付属機器が単独で正常に動くかを先に確認します。
❌(3)ポンプの試運転では、軸封部がメカニカルシール方式の場合、メカニカルシールから水滴が連続滴下していることを確認する。
これがまちがいです。メカニカルシール方式は、ほとんど水が漏れないのが正常です。水滴が連続して垂れるのは「グランドパッキン方式」の話で、メカニカルシールから連続滴下していたらむしろ異常です。
⭕(4)空気調和機の試運転では、加湿器は、空気調和機の送風機とインターロックされていることを確認する。
正しい記述です。送風が止まっているのに加湿だけ動くと水浸しになるため、連動(インターロック)を確認します。
この問題のまとめ
メカニカルシールは“ほぼ漏れない”のが正常。連続して水滴が垂れるのはグランドパッキン方式です。
問18
分野:法規(労働安全衛生法)重要度 ★★★
建設現場における安全管理体制に関する記述のうち、労働安全衛生法上、誤っているものはどれか。
(1)特定元方事業者は、毎作業日に少なくとも1回、作業場所の巡視を行わなければならない。
(2)元方安全衛生管理者は、その事業場に専属の者でなければならない。
(3)事業場に安全委員会を設置した場合、当該安全委員会は毎月1回以上開催されなければならない。
(4)特定元方事業者は、安全衛生責任者を選任して、統括安全衛生責任者との連絡等を行わせなければならない。
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⭕(1)特定元方事業者は、毎作業日に少なくとも1回、作業場所の巡視を行わなければならない。
正しい記述です。元請(特定元方事業者)は、毎作業日に1回以上の巡視が義務づけられています。
⭕(2)元方安全衛生管理者は、その事業場に専属の者でなければならない。
正しい記述です。元方安全衛生管理者は、その現場専属の人を選びます。
⭕(3)事業場に安全委員会を設置した場合、当該安全委員会は毎月1回以上開催されなければならない。
正しい記述です。安全委員会は毎月1回以上開きます。
❌(4)特定元方事業者は、安全衛生責任者を選任して、統括安全衛生責任者との連絡等を行わせなければならない。
これがまちがいです。安全衛生責任者を選任するのは「下請(関係請負人)」です。元請(特定元方事業者)が選任するのは「統括安全衛生責任者」です。役割が入れ替わっています。
この問題のまとめ
安全衛生責任者を選ぶのは“下請”。元請が選ぶのは“統括”安全衛生責任者です。
問19
分野:法規(労働安全衛生法)重要度 ★★☆
建設業の事業場において新たに職務につくこととなった職長等(作業主任者を除く。)に対し、事業者が行わなければならない安全又は衛生のための教育における教育事項のうち、労働安全衛生法上、規定されていないものはどれか。
(1)作業効率の確保及び品質管理の方法に関すること
(2)労働者に対する指導又は監督の方法に関すること
(3)法に定める事項の危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関すること
(4)異常時等における措置に関すること
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❌(1)作業効率の確保及び品質管理の方法に関すること
これが「規定されていない」ものです。職長教育は“安全衛生”の教育なので、作業効率や品質管理は教育事項に含まれていません。
⭕(2)労働者に対する指導又は監督の方法に関すること
これは規定されています。職長は部下を指導・監督する立場なので、その方法を学びます。
⭕(3)法に定める事項の危険性又は有害性等の調査及びその結果に基づき講ずる措置に関すること
これは規定されています。危険の芽を調べて対策する(リスクアセスメント)は重要な教育事項です。
⭕(4)異常時等における措置に関すること
これは規定されています。トラブルが起きたときの対応も教育事項です。
この問題のまとめ
職長教育は“安全衛生”の教育。「作業効率・品質管理」は教育事項に入っていません。
問20
分野:法規(労働基準法)重要度 ★★★
次の記述のうち、労働基準法上、誤っているものはどれか。
(1)使用者は、労働契約に附随して貯蓄の契約をさせ、又は貯蓄金を管理する契約をしてはならない。
(2)使用者は、満20才に満たない者を使用する場合、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない。
(3)使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。
(4)労働基準法で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効であり、労働基準法に定められた基準が適用される。
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⭕(1)使用者は、労働契約に附随して貯蓄の契約をさせ、又は貯蓄金を管理する契約をしてはならない。
正しい記述です。会社が無理やり貯蓄させる・貯蓄金を管理することは禁止されています。
❌(2)使用者は、満20才に満たない者を使用する場合、その年齢を証明する戸籍証明書を事業場に備え付けなければならない。
これがまちがいです。年齢証明書(戸籍証明書)を備え付けるのは、「満18歳に満たない者」を使うときです。労働基準法では18歳未満を「年少者」として保護しています。「満20才」ではありません。
⭕(3)使用者は、労働契約の不履行について違約金を定め、又は損害賠償額を予定する契約をしてはならない。
正しい記述です。「辞めたら違約金」のような契約は禁止されています。
⭕(4)労働基準法で定める基準に達しない労働条件を定める労働契約は、その部分については無効であり、労働基準法に定められた基準が適用される。
正しい記述です。法律の基準より悪い条件はその部分が無効になり、法律の基準に置き換わります。
この問題のまとめ
年齢証明書を備え付ける対象は「満18歳未満」の年少者。20才ではありません。