この記事で分かること

令和元年度(前期)2級管工事施工管理技士「学科試験」の問題No.31〜40を、選択肢ごとに⭕❌でやさしく解説します。施工管理法の分野です。正答は公式の正答肢で確認済みです。

問31

分野:施工管理法(工程管理)重要度 ★★★

下図に示すネットワーク工程表について、クリティカルパスの本数と所要日数として、適当なものはどれか。ただし、図中のイベント間のA〜Hは作業内容、日数は作業日数を表す。

令和元年前期 問31 ネットワーク工程表
(1)1本 ―― 14日
(2)1本 ―― 15日
(3)2本 ―― 14日
(4)2本 ―― 15日
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正解

(4)が正解
📘 クリティカルパスの本数とは?

クリティカルパスは、スタートからゴールまででいちばん日数のかかる道すじで、工期を決めます。同じ最長日数の道が複数あれば、クリティカルパスは複数本になります。

この図では、①→②(B5)→③→④(D3)→⑤(E2)まで合計10日が共通です。その先が⑤→⑦(G5)で15日と、⑤→⑥(F1)→⑦(H4)で15日の2通りあり、どちらも15日で並びます。だからクリティカルパスは2本・15日です。

❌(1)1本 ―― 14日

誤り。所要日数(最長経路)は15日で、14日ではありません。

❌(2)1本 ―― 15日

誤り。所要日数15日は正しいですが、クリティカルパスは1本ではなく2本あります。

❌(3)2本 ―― 14日

誤り。所要日数は14日ではなく15日です。

⭕(4)2本 ―― 15日

これが正しい。最長経路は15日で、そこへ至る道が2本あります。①→②→③→④→⑤まで(10日)は共通で、そこから⑤→⑦(G5)⑤→⑥→⑦(F1+H4)の2通りがどちらも15日で並ぶので、クリティカルパスは2本です。

問32

分野:施工管理法(品質管理)重要度 ★★☆

抜取検査を行う場合の必要条件として、適当でないものはどれか。

(1)合格したロットの中に、不良品の混入が許されないこと。
(2)ロットの中からサンプルの抜取りがランダムにできること。
(3)品質基準が明確であり、再現性が確保されること。
(4)検査対象がロットとして処理できること。
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正解

(1)が誤り
📘 抜取検査の前提とは?

抜取検査は、ロット(まとまり)から一部を抜き取って調べ、その結果でロット全体の合格・不合格を判定する方法です。すべては調べないので、合格ロットの中に少しは不良品が混じることを許す前提で成り立ちます。

もし「不良品が1個も許されない」なら、全部を調べる全数検査をしなければなりません。だから「合格したロットの中に不良品の混入が許されないこと」は、抜取検査の条件としては誤りです。

❌(1)合格したロットの中に、不良品の混入が許されないこと。

これが誤り。抜取検査は一部だけを調べるので、合格ロットにもある程度の不良品の混入が許されることが前提です。「不良品の混入が許されない」なら全数検査すべきなので、抜取検査の条件としては誤りです。

⭕(2)ロットの中からサンプルの抜取りがランダムにできること。

正しい。ロットから公平に(ランダムに)サンプルを抜き取れることが必要です。

⭕(3)品質基準が明確であり、再現性が確保されること。

正しい。品質基準が明確で、同じ結果が得られる(再現性)ことが必要です。

⭕(4)検査対象がロットとして処理できること。

正しい。検査対象を、まとまり(ロット)として扱えることが必要です。

問33

分野:施工管理法(安全管理)重要度 ★★☆

建設工事現場の安全管理に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)軟弱地盤上にクレーンを設置する場合、クレーンの下に強度のある鉄板を敷く。
(2)高所作業には、高血圧症、低血圧症、心臓疾患等を有する作業員を配置しない。
(3)気温の高い日に作業を行う場合、熱中症予防のため、暑さ指数(WBGT値)を確認する。
(4)既設汚水ピット内の作業前における酸素濃度の測定は、酸素欠乏症等に関する特別の教育を受けた作業員が行う。
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正解

(4)が誤り
📘 酸素濃度の測定は誰が行う?

酸素欠乏の危険がある場所(汚水ピットなど)で作業するときは、酸素欠乏危険作業主任者を選任します。この作業主任者が、作業前の酸素濃度の測定や、換気・保護具の点検などを行います。

一般の作業員(特別教育を受けただけの人)が測定を行うのではなく、資格を持つ作業主任者の職務です。だから「特別の教育を受けた作業員が行う」は誤りです。

⭕(1)軟弱地盤上にクレーンを設置する場合、クレーンの下に強度のある鉄板を敷く。

正しい。軟弱地盤にクレーンを置くときは、沈み込みを防ぐため下に強度のある鉄板を敷きます。

⭕(2)高所作業には、高血圧症、低血圧症、心臓疾患等を有する作業員を配置しない。

正しい。高所作業には、発作の危険がある高血圧・低血圧・心臓疾患などの作業員を配置しません。

⭕(3)気温の高い日に作業を行う場合、熱中症予防のため、暑さ指数(WBGT値)を確認する。

正しい。気温の高い日は、熱中症予防のため暑さ指数(WBGT値)を確認します。

❌(4)既設汚水ピット内の作業前における酸素濃度の測定は、酸素欠乏症等に関する特別の教育を受けた作業員が行う。

これが誤り。酸素欠乏危険場所での酸素濃度の測定は、「酸素欠乏危険作業主任者」が行います(測定は作業主任者の職務)。「特別の教育を受けた作業員が行う」は誤りです。

問34

分野:施工管理法(機器の基礎)重要度 ★★☆

機器の基礎に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)大型ボイラーの基礎は、床スラブ上に打設した無筋コンクリート基礎とする。
(2)ユニット形空気調和機の基礎の高さは、ドレンパンからの排水管に空調機用トラップを設けるため、150mm程度とする。
(3)冷温水ポンプのコンクリート基礎は、基礎表面の排水溝に排水目皿を設け、間接排水できるものとする。
(4)送風機のコンクリート基礎の幅は、送風機架台より100〜200mm程度大きくする。
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正解

(1)が誤り
📘 大型機器の基礎とは?

機器を据える基礎は、機器の重さや振動に耐える必要があります。軽い機器なら無筋(鉄筋なし)でよい場合もありますが、重い機器は鉄筋で補強します。

大型のボイラーは非常に重いので、基礎は鉄筋コンクリート基礎にします。「無筋コンクリート基礎」では割れる恐れがあり誤りです。

❌(1)大型ボイラーの基礎は、床スラブ上に打設した無筋コンクリート基礎とする。

これが誤り。大型ボイラーは重いので、基礎は鉄筋コンクリート基礎にして補強します。「無筋(鉄筋なし)コンクリート基礎」では強度が足りず誤りです。

⭕(2)ユニット形空気調和機の基礎の高さは、ドレンパンからの排水管に空調機用トラップを設けるため、150mm程度とする。

正しい。ユニット形空調機の基礎は、ドレン用の空調機トラップを設ける高さを確保するため150mm程度とします。

⭕(3)冷温水ポンプのコンクリート基礎は、基礎表面の排水溝に排水目皿を設け、間接排水できるものとする。

正しい。冷温水ポンプの基礎は、表面の排水溝に排水目皿を設けて間接排水できるようにします。

⭕(4)送風機のコンクリート基礎の幅は、送風機架台より100〜200mm程度大きくする。

正しい。送風機の基礎の幅は、架台より100〜200mm程度大きくして安定させます。

問35

分野:施工管理法(機器据付け)重要度 ★★☆

機器の据付けに関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)飲料用給水タンクを設置する場合、タンク底部は、設置床から60cm以上離す。
(2)飲料用給水タンクを設置する場合、タンク上部は、天井から100cm以上離す。
(3)排水用水中ポンプを設置する場合、ポンプは、吸い込みピットの壁から20cm以上離す。
(4)排水用水中ポンプを設置する場合、ポンプは、排水槽への排水流入部に近接した位置に据え付ける。
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正解

(4)が誤り
📘 タンクとポンプの据付け位置とは?

飲料用給水タンクは、保守点検のため周囲に空間をとります。底部は床から60cm以上、上部は天井から100cm以上、側面は60cm以上あけます。

また排水用水中ポンプは、排水が流れ込む入口の近くに置くと、水流でうまく吸えません。流入部から離れた位置に据えます。だから「排水流入部に近接した位置に据え付ける」は誤りです。

⭕(1)飲料用給水タンクを設置する場合、タンク底部は、設置床から60cm以上離す。

正しい。飲料用給水タンクの底部は、点検のため設置床から60cm以上離します。

⭕(2)飲料用給水タンクを設置する場合、タンク上部は、天井から100cm以上離す。

正しい。飲料用給水タンクの上部は、点検のため天井から100cm以上離します。

⭕(3)排水用水中ポンプを設置する場合、ポンプは、吸い込みピットの壁から20cm以上離す。

正しい。排水用水中ポンプは、吸い込みピットの壁から20cm以上離して据えます。

❌(4)排水用水中ポンプを設置する場合、ポンプは、排水槽への排水流入部に近接した位置に据え付ける。

これが誤り。排水用水中ポンプは、排水流入部から離れた位置に据えます。流入部に近いと、流れ込む水で吸込みが乱れるので、「近接した位置」は誤りです。

問36

分野:施工管理法(配管接合)重要度 ★★☆

配管の接合に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)銅管の接合には、差込接合、メカニカル接合、フランジ接合等がある。
(2)硬質ポリ塩化ビニル管の接着接合では、テーパ形状の受け口側のみに接着剤を塗布する。
(3)架橋ポリエチレン管の接合方式には、電気融着式等がある。
(4)鋼管の突合せ溶接による接合は、開先加工を行い、ルート間隔を保持して行う。
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正解

(2)が誤り
📘 塩ビ管の接着接合とは?

硬質ポリ塩化ビニル管(塩ビ管)は、専用の接着剤で管どうしを溶かしてくっつけます(接着接合)。しっかり接着するには、接着剤をむらなく塗る必要があります。

接着剤は、受け口(差し込まれる側)と差し口(差し込む側)の両方に塗ります。「受け口側のみ」では接着面が足りず漏れの原因になるので誤りです。

⭕(1)銅管の接合には、差込接合、メカニカル接合、フランジ接合等がある。

正しい。銅管の接合には、差込接合・メカニカル接合・フランジ接合などがあります。

❌(2)硬質ポリ塩化ビニル管の接着接合では、テーパ形状の受け口側のみに接着剤を塗布する。

これが誤り。塩ビ管の接着接合では、受け口側と差し口側の両方に接着剤を塗ります。「受け口側のみ」では接着が不十分なので誤りです。

⭕(3)架橋ポリエチレン管の接合方式には、電気融着式等がある。

正しい。架橋ポリエチレン管の接合方式には、電気融着式などがあります。

⭕(4)鋼管の突合せ溶接による接合は、開先加工を行い、ルート間隔を保持して行う。

正しい。鋼管の突合せ溶接は、開先加工をして、ルート間隔を保って行います。

問37

分野:施工管理法(配管施工)重要度 ★★☆

配管の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)青銅製の水栓と硬質塩化ビニルライニング鋼管との接続には、絶縁継手又はコア付き青銅製継手を使用する。
(2)排水横枝管に大便器の器具排水管を接続する場合の接続角度は、水平から上方45°以内とする。
(3)鋼管のねじ加工の検査では、テーパねじリングゲージをパイプレンチで締め込み、ねじ径を確認する。
(4)給水管と排水管を平行して埋設する場合、両配管の間隔は500mm以上とし、かつ、給水管を排水管の上方に配置する。
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正解

(3)が誤り
📘 テーパねじリングゲージとは?

テーパねじリングゲージは、配管に切ったねじが正しい寸法・精度でできているかを確かめる検査用具(リング状のゲージ)です。ねじにはめ込んで、はまり具合で合否を見ます。

この確認は、ゲージを傷めないよう手で軽く締めて(手締めで)行います。「パイプレンチで締め込む」と強すぎてゲージを傷め、正しく検査できないので誤りです。

⭕(1)青銅製の水栓と硬質塩化ビニルライニング鋼管との接続には、絶縁継手又はコア付き青銅製継手を使用する。

正しい。青銅製水栓と塩ビライニング鋼管の接続には、電食を防ぐ絶縁継手やコア付き青銅製継手を使います。

⭕(2)排水横枝管に大便器の器具排水管を接続する場合の接続角度は、水平から上方45°以内とする。

正しい。大便器の器具排水管を排水横枝管に接続する角度は、水平から上方45°以内とします。

❌(3)鋼管のねじ加工の検査では、テーパねじリングゲージをパイプレンチで締め込み、ねじ径を確認する。

これが誤り。テーパねじリングゲージは、手で軽く締めて(手締めで)ねじの精度を確認します。「パイプレンチで締め込む」とゲージを傷めるので誤りです。

⭕(4)給水管と排水管を平行して埋設する場合、両配管の間隔は500mm以上とし、かつ、給水管を排水管の上方に配置する。

正しい。給水管と排水管を平行埋設するときは、間隔500mm以上とし、給水管を排水管の上方に配置します。

問38

分野:施工管理法(ダクト施工)重要度 ★★☆

ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)変風量(VAV)ユニットは、厨房の排気ダクト系統には使用しない。
(2)防火区画を貫通するダクトと当該防火区画の壁又は床とのすき間には、グラスウール保温材を充てんする。
(3)厨房の排気ダクトには、ダクト内の点検が定期的にできるように点検口を設ける。
(4)排気フードの吊りは、四隅のほか最大1,500mm間隔で行う。
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正解

(2)が誤り
📘 防火区画貫通部のすき間処理とは?

防火区画(火災を閉じ込める壁や床)をダクトが貫通するとき、ダクトと壁のすき間から炎や煙が隣へ抜けては意味がありません。そこですき間をふさぐ必要があります。

このすき間は、モルタルなどの不燃材料でしっかり埋めます。グラスウール保温材ではすき間を確実に埋められず不適当なので、誤りです。

⭕(1)変風量(VAV)ユニットは、厨房の排気ダクト系統には使用しない。

正しい。厨房排気は油や高温を含むので、変風量(VAV)ユニットは使用しません。

❌(2)防火区画を貫通するダクトと当該防火区画の壁又は床とのすき間には、グラスウール保温材を充てんする。

これが誤り。防火区画を貫通するダクトと壁・床のすき間は、モルタルなどの不燃材料で埋めます。グラスウール保温材では火災時に炎や煙が通るので誤りです。

⭕(3)厨房の排気ダクトには、ダクト内の点検が定期的にできるように点検口を設ける。

正しい。厨房排気ダクトは汚れやすいので、点検できるよう点検口を設けます。

⭕(4)排気フードの吊りは、四隅のほか最大1,500mm間隔で行う。

正しい。排気フードの吊りは、四隅のほか最大1,500mm間隔で行います。

問39

分野:施工管理法(ダクト施工)重要度 ★★☆

ダクト及びダクト付属品の施工に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)共板フランジ工法ダクトのフランジは、四隅のボルト・ナットと専用のフランジ押え金具で接続する。
(2)風量測定口は、ダクト内の気流が安定している位置に取り付ける。
(3)共板フランジ工法ダクトのフランジは、ダクトの端部を折り曲げて成形したものである。
(4)送風機の吐出し口に接続するダクトは、急拡大させてダクト内の抵抗を緩和する。
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正解

(4)が誤り
📘 ダクトの拡大は緩やかに

送風機の吐出し口から出た空気は勢いよく流れています。ここでダクトを急に太くする(急拡大)と、空気が渦を巻いて乱れ、かえって抵抗(圧力損失)が大きくなります。

そのため、断面を変えるときは緩やかな角度で徐々に拡大させます。こうすると気流が乱れず抵抗を抑えられます。「急拡大させて抵抗を緩和する」は逆で誤りです。

⭕(1)共板フランジ工法ダクトのフランジは、四隅のボルト・ナットと専用のフランジ押え金具で接続する。

正しい。共板フランジ工法ダクトは、四隅のボルト・ナットと専用の押え金具(クリップ)で接続します。

⭕(2)風量測定口は、ダクト内の気流が安定している位置に取り付ける。

正しい。風量測定口は、気流が安定した(乱れの少ない)位置に取り付けます。

⭕(3)共板フランジ工法ダクトのフランジは、ダクトの端部を折り曲げて成形したものである。

正しい。共板フランジ工法のフランジは、ダクトの端部を折り曲げて成形したものです。

❌(4)送風機の吐出し口に接続するダクトは、急拡大させてダクト内の抵抗を緩和する。

これが誤り。送風機の吐出し口のダクトを急に拡大させると、かえって気流が乱れて抵抗が増えます。徐々に(緩やかに)拡大させるのが正しく、「急拡大させて抵抗を緩和」は誤りです。

問40

分野:施工管理法(保温・塗装)重要度 ★★☆

保温、保冷及び塗装に関する記述のうち、適当でないものはどれか。

(1)保温施工において、ポリエチレンフィルムは、保温材の脱落を防ぐために使用する。
(2)ポンプ廻りの防振継手は、原則として、保温を行わない。
(3)保温の厚さとは、一般的に、保温材、外装材、補助材のうち保温材自体の厚さのことである。
(4)配管の塗装仕上げには、一般的に、合成樹脂調合ペイント等が使用される。
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正解

(1)が誤り
📘 ポリエチレンフィルム(防湿)とは?

配管の保温・保冷では、保温材の外側にポリエチレンフィルムを巻くことがあります。これは外からの水分や湿気が保温材にしみ込むのを防ぐ(防湿)ためです。とくに冷たい配管(保冷)では、結露水の侵入を防ぐのに大切です。

保温材が落ちないようにする「脱落防止」は、鉄線やテープ、外装材の役目です。だから「ポリエチレンフィルムは保温材の脱落を防ぐため」は誤りです。

❌(1)保温施工において、ポリエチレンフィルムは、保温材の脱落を防ぐために使用する。

これが誤り。保温施工でポリエチレンフィルムを巻くのは、水分や湿気の侵入を防ぐ(防湿)ためです。「保温材の脱落を防ぐため」ではないので誤りです(脱落防止は鉄線やテープ・外装材)。

⭕(2)ポンプ廻りの防振継手は、原則として、保温を行わない。

正しい。防振継手は動いて振動を吸収するので、その働きを妨げないよう原則保温しません。

⭕(3)保温の厚さとは、一般的に、保温材、外装材、補助材のうち保温材自体の厚さのことである。

正しい。保温の厚さとは、保温材・外装材・補助材のうち、保温材自体の厚さのことです。

⭕(4)配管の塗装仕上げには、一般的に、合成樹脂調合ペイント等が使用される。

正しい。配管の塗装仕上げには、一般的に合成樹脂調合ペイントなどが使われます。

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